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あぁ~たまらん♡ 娘のかわいい言い間違い!2〜4歳ごろの貴重な娘語録

2~4歳のころのお子さんのかわいい言い間違いを、ほほ笑ましいエピソードとともに紹介しています。おもしろい間違いにクスッとしながらも、あっという間に成長する姿に、かけがえのなさを感じられる体験談です。

仲良し親子

 

言葉を覚えるのが早くて、なんでも達者に話す娘ですが、4歳ごろまではとてもかわいい言い間違いをしていました。そのかわいさに私も夫もキュンキュン! いつまでも聞いていたいほどの、とっておきの言い間違いエピソードをご紹介します。

 

ぱちょんこ

とっておきのかわいい言い間違いの1つ目は、「ぱちょんこ」。大人の言葉をまねして言い始めた2歳のころのものです。娘は2歳のころ、アニメの動画や歌をパソコンで観ることが大好きでした。私や夫がパソコンを開くと「ぱちょんこ観る!(パソコンで動画観る!)」が始まるのです。


そして、ぱちょんこは娘によってしばらく占領されてしまうのでした。「ぱちょんこ」……頑張って発音したけど、絶妙な間違い方! ほんの一時の言い間違いだったのが少し寂しかったです。

 

~かし

「~しかない」など限定の意味を表す言葉「しか」を、娘は「~かし」とこれまた絶妙な言い間違いをしていました。「今日は〇人かし、お休みがいなかったよ」「~ちゃんとかし、遊ばなかった」「これかし食べられない」などなど。保育園であったできごと、自分のことなどを何でもよくしゃべるのですが、毎回「かし」になってしまうのがかわいかったです。 


「かし」を覚えた2歳ごろから4歳ごろまでは、さりげなく正しても間違えてしまっていました。しかし間違えて言う言葉がかわいくて、正しい言葉を教えなければと思いつつも、はっきりと指摘するのはもったいない気がする複雑な親心でした。

 

いつの間にかなくなっていた言い間違い

長く続いた「~かし」ですが、本人なりに直すのを意識したようでした。間違いに気づいたのは4歳半ごろ。間違いが恥ずかしいと思った様子で、「~かし……あっ、~しかないよ」と自分で訂正をするようになった時期がありました。


そして、気づくといつの間にか正しい文法で話せるようになっていたのです。親は正さずにほほ笑ましく聞いていたのですが、子どもが自分で気づいて正そうとすることもあるのだなと感心しました。

 

 

現在、娘は7歳を迎え、親をも言い負かすほどの冗舌。もう言い間違いをすることはまったくなくなってしまったので、間違っていたころが懐かしい気持ちです。子どもの成長はめまぐるしいので、日常の何気ない言葉や言い間違いも、過ぎてしまえば貴重な宝物だなと感じさせられました。

 

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著者:斎藤ますみ

1児の母。保育士として働く傍ら、自身の出産・子育て経験をもとに、妊娠・出産・育児に関する記事を中心に執筆している。

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