

「昨日準備しておいてよかった!」と思ったのに…
学生時代のことです。生理予定日が近づいていたため、前日の夜、「忘れないうちにナプキンをポーチへ入れておこう」と準備をしていました。
ただ、その日は机の上を片付けたり、学校へ持っていくものをそろえたりと、いくつものことを同時にしていて大忙し。机の上には教科書やポーチ、お菓子など、さまざまなものが広がっていました。
そして翌日。学校の休み時間に「もしかして、生理がきたかも……」と感じた私は、準備していたポーチを持って急いでトイレへ向かいました。
「昨日のうちに準備しておいてよかった!」
そう安心しながら個室でポーチを開けたのですが――。
「えっ……ウソでしょ!?」
そこに入っていたのは、ナプキンではなく、個包装のお菓子ばかりだったのです。
生理用品がない!慌てて保健室へ
驚きながら前日のことを思い返し、ようやく理由に気づきました。
どうやら翌日の準備や片付けをしているうちに、ナプキンを入れたつもりで、近くにあったお菓子をポーチへ入れてしまったようなのです。
しかし、理由がわかったところで、手元に生理用品がないことには変わりません。私は急いで保健室へ向かいました。
ところが、焦っていたことに加えて恥ずかしさもあり、保健室の先生を前にするとうまく事情を説明できません。
「あの……その……」
お菓子がたくさん入ったポーチを見せながら言葉に詰まる私に、先生も「どうしたの?」と不思議そうな様子でした。
さらに恥ずかしくなりましたが、何とか事情を説明すると、先生は「そういうことだったのね」と生理用品を渡してくれました。
ようやくホッとすると同時に、「ちゃんと確認しておけばよかった……」と後悔しました。
この出来事以来、生理用品は「入れたつもり」で安心せず、準備したあとに必ずポーチの中身を確認するようになりました。
慌ただしく準備をしていると、普段ならしないような勘違いをしてしまうこともあります。ちょっとした確認をするだけでも、いざというときに慌てずに済むのだと実感した出来事です。
著者:西野美優/40代女性・休日はカフェ巡りや読書を楽しんでいます。新しい文房具を集めるのも好きです。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
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