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「ついに来たか」40歳を過ぎて続くホットフラッシュ。婦人科と内科で異なる診断を受けて【医師監修】

「更年期障害=病気」という認識が薄かった私。その症状を実感するようになったとき、「ついに来たか!」と思ったものです。更年期障害と似たような別の病気もあると知り、自己判断は危険だと思った私の体験談です。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師早川 潤先生
産婦人科 | 早川クリニック 院長

産婦人科専門医。大阪大院医学博士。大阪・心斎橋で70年以上続く早川クリニックの院長として、思春期から更年期以降まで、幅広い世代の女性の健康を支えている。医師同士の相互評価により選ばれる「Best Doctors of Japan」にも選出。専門性に基づいた、丁寧でやさしい診療を大切にしている。HP:https://hayakawa-clinic.jp/
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まさか自分に来るとは…

私の母親は更年期障害になったことがありません。実感していなかっただけなのかもしれませんが、「特に悩まされることはなかった」ということでした。体質が似ていることもあり、それなら私も更年期障害にはならないかもしれないと思っていたのです。ところが、実際には違っていました。

 

40歳を過ぎたころから「ホットフラッシュ」に悩まされるようになったのです。最初は更年期障害だとは思っていませんでした。なんでこんなに暑く感じるのだろうと不思議に思っていたのですが、更年期障害の症状だということに気付きました。まさか自分に更年期が来るとは思ってもいませんでした。

 

いくつかの科を受診して

とはいえ、自分で勝手に更年期障害だと決めつけてはいけないと思った私。インターネットで調べたところ、似たような症状の病気がいくつかあることがわかったからです。

 

例えば、更年期障害と似た症状は、自律神経の不調やうつ病、甲状腺疾患など、別の病気でも現れることがあると知りました。そんな話をネット上のみならず、周囲の身近な人たちからも聞いたことがありました。

 

私は、まず婦人科を受診し、症状に応じて内科や皮膚科、消化器内科などにも相談しようと思いました。そこで、婦人科と内科を受診しました。

 

 

婦人科での診断結果は

婦人科では更年期障害と診断を受けましたが、内科では自律神経失調症と言われました。診断名は異なりましたが、私は子宮内膜症の診察で定期的に通っている婦人科で、引き続き相談することにしました。婦人科では女性ホルモンの値などを調べる血液検査を受け、漢方薬を処方されました。

 

まとめ

婦人科で処方された漢方薬を服用するようになってから、私の場合は症状が和らぎました。自己判断せず、受診して相談してよかったと感じています。40代になってから体調の変化を感じたときは、更年期だからと自己判断せず、症状に応じた診療科に相談することが大切だと感じました。月経の変化やホットフラッシュなどが気になる場合は、婦人科も相談先の一つになると実感しました。

 

医師による解説:更年期障害と「自律神経失調症」はどう違う?

ホットフラッシュや動悸、発汗、気分の変化などは、更年期障害以外の病気でも見られることがあります。症状が似ていても原因はさまざまであり、年齢や月経の状態、ほかの症状、検査結果などを総合して判断することが大切です。

 

更年期障害と「自律神経失調症」の違い

更年期症状とは、更年期に現れるほてり、発汗、動悸、頭痛、めまい、気分の落ち込み、睡眠の問題などのうち、ほかの病気によるものではない症状を指します。その症状によって日常生活に支障を来す状態を更年期障害と呼びます。

 

一方、「自律神経失調症」は、動悸、めまい、発汗、頭痛、倦怠感など、自律神経に関係すると考えられるさまざまな症状に対して使われることがある名称です。特定の一つの病気を指す統一された診断名ではありません。更年期障害と症状が重なることはありますが、同じものではなく、背景にある原因を確認することが重要です。

 

同じような症状でも診断が異なることがある理由

ほてりや発汗、動悸、めまいなどは、更年期障害だけでなく、甲状腺疾患、貧血、心疾患、不安・抑うつなど、さまざまな状態で現れることがあります。そのため、診療科によって単純に病名が変わるというより、診察で重視する症状や検査内容、除外された病気などによって診断や説明が異なることがあります

 

診断名や説明が異なっていても、必ずしもどちらかが誤っているとは限りません。ただし、症状の原因をより正確に判断するには、それぞれの診察内容や検査結果、経過を確認することが大切です。

 

更年期障害の診断で確認すること

更年期障害は、女性ホルモンの血液検査だけで確定するものではありません。年齢、月経周期の変化、ほてりや発汗などの症状、日常生活への影響などを総合して判断します。必要に応じて、ほかの病気を調べる血液検査などもおこないます。

 

甲状腺疾患、貧血、不整脈などの循環器疾患、不安症やうつ病などでも、更年期に似た症状が見られることがあります。症状が強い、急に始まった、長く続く場合には、更年期と自己判断せず、婦人科や内科などの医療機関で相談しましょう。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※AI生成画像を使用しています

 

監修:早川 潤先生(早川クリニック 院長)

著者:そのここのこ/40代女性・会社員

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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