立ち会い出産に現れなかった夫「急な仕事で」→サプライズで帰宅すると玄関に…妻の逆襲開始!

出産を控えていた私は、初産ということもあり本当は里帰り出産を希望していました。しかし、実家は商店を営んでおり、出産予定日は1年で最も忙しい時期。家族への負担を考え、夫婦2人で新生児期を乗り切るつもりで準備を進めていました。
そんな私に夫は「できることは何でも協力する」と言ってくれていたのですが……。
出産を目前に控えたある日、夫が申し訳なさそうな表情で「やっぱり里帰りしてもらえない?」と言い出しました。新しいプロジェクトを任され、急に仕事が忙しくなったというのです。
私は「それならワンオペで頑張るよ」と伝えましたが、夫は「初産なんだから、絶対に里帰りしたほうがいい」「話し相手がいるだけでも全然違うそうだから」と何度も勧めてきます。そこまで言うのは、私と赤ちゃんを心配してくれているからだと思い、私は最終的に里帰りを決心しました。
実家では、繁忙期にもかかわらず、両親が仕事の合間を縫ってサポートしてくれることになり、さらに子育て経験のある姉も帰省してくれて、赤ちゃんを迎える準備は万全でした。
立ち会い出産に現れなかった夫
里帰りから1週間ほど経った夜中、突然陣痛が始まりました。
立ち会い出産を約束していた夫へ何度も電話をかけましたが、まったくつながりません。家族も何度も連絡を試みてくれましたが、結局夫は現れず、夫が立ち会わないまま娘を出産しました。
翌日の昼過ぎになってようやく病院へ来た夫は、「会社で大きなトラブルがあって泊まり込みだった」と説明。さらに夫は、「しばらく俺は忙しいから、実家でゆっくり過ごしたら?」と勧めてきました。
初めての育児に不安もあった私は、その言葉に甘え、しばらく実家に留まることにしたのです。
思いがけず早まった帰宅
退院後は、娘との新しい生活がスタート。家族みんなが仕事の合間に育児を手伝ってくれ、忙しいながらも充実した毎日を送っていました。
娘は比較的よく眠る子で、生後1カ月を過ぎるころには、私にも心身ともに少し余裕が生まれてきました。ちょうど姉も帰宅する予定だったため、私もそのタイミングで自宅へ帰ることに。
夫は「忙しい」と言って連絡もほとんど返してくれなかったため、迎えを頼むのは負担になると思い、姉に車で自宅まで送ってもらうことにしました。
そのときの私は、「何も告げずにサプライズで帰ったら、きっと驚くだろうなぁ」とのんきなことを考えていたのです。
耳を疑った夫の本音
久しぶりに自宅へ戻り、玄関のドアを開けて――私は「ただいま」の声を飲み込みました。
そこには仕事で忙しいはずの夫の靴が。さらに、見覚えのない女性用のハイヒールまで置かれていたのです。
胸騒ぎがした私は、いったん姉の車へ戻りました。そして娘を姉に預けたあと、再び静かに家の中へ……。
リビングのほうからは、夫と女性の楽しそうな話し声。とっさにスマートフォンで録音を開始しました。
その直後、信じられない会話が耳に飛び込んできたのです。
「本当は1年くらい里帰りしてほしいんだけどね〜」
「ホテル代が浮くから助かるよ」
「また嫁を実家に追い払えるように、何か適当な口実考えなきゃな」
頭が真っ白になりました。夫が急に里帰りを勧めた理由も、実家でゆっくりしていていいと言った理由も、不倫相手を自宅へ招き入れるためだったのです。立ち会い出産に来なかった理由として聞かされた『仕事』という説明さえ、もう信じられませんでした。
その瞬間、私の中で何かがすっと冷めました。こんな人を、娘のそばに“パパ”として置いておく必要はない。心の中でそうつぶやいた私は、それ以上奥へ進むことなく、姉に事情を話し、娘を抱いて実家へ戻りました。
母になった私が選んだ道
そして、家族の協力のもと、離婚を前提に行動を始めました。調査会社にも依頼して、必要な証拠を冷静に、そして丁寧に集めていきました。
証拠が十分にそろってから、夫に離婚の意思を伝えた私。夫は何度も謝罪してきましたが、私の気持ちは変わりません。弁護士に間に入ってもらい、慰謝料や養育費を取り決めたあと、離婚は成立しました。
夫の不倫相手は、会社の後輩でした。2人はそれぞれリモート勤務を申請し、わが家で頻繁に会っていたそうです。しかし、勤務時間中にもかかわらず業務の進捗が思わしくなく、上司から注意を受けることも増えていたと、弁護士を通したやり取りの中で知りました。
その後、夫は遅刻や欠勤を繰り返すようになったそうです。勤務を続けることが難しくなり、最終的には自ら退職する道を選んだと弁護士から聞きました。
◇ ◇ ◇
今回の出来事を経験し、「母は強し」という言葉は本当なのだと心から実感しています。以前の私だったら、突然の裏切りを前に冷静な判断はできなかったかもしれません。離婚に向けて着実に行動できたのは、娘の将来を守りたいという一心からです。
今は実家で両親に支えられながら娘を育てています。あのときは人生のどん底だと思いましたが、娘の笑顔に囲まれた今の暮らしは、あのころよりずっと穏やかで幸せです。あの日、勇気を出して前へ進む決断をして、本当によかったと心から思っています。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
1つ目のエピソードでは、夫に勧められて里帰りした女性。偶然耳にした夫の本音をきっかけに、母として前へ進む決断をするのでした。
続く2つ目のエピソードでは、夫のやさしい言葉を信じ、長男とともに早めに里帰りした女性。ところが、近所のママ友から思いがけない噂を聞かされて……。
「離婚したの?ご主人、最近別の女性と一緒よね」とママ友→「え、いま里帰り中…」自宅に戻ると夫が顔面蒼白に!

第2子の妊娠中、夫に勧められ、長男を連れて少し早めに里帰りした私。離れてからも毎日のように連絡を取り合い、夫のやさしさを疑ったことはありませんでした。ところがある日、近所のママ友から突然、「ご主人と離婚したって本当なの?」と聞かれます。私が「里帰りしているだけ」と答えると、電話の向こうは不自然なほど静まり返って――。
「実家でゆっくりしておいで」夫の言葉を信じた私
私は夫と5歳の長男と3人で暮らしていました。第2子を妊娠してからは貧血やおなかの張りが続き、長男の送迎や家事だけで精いっぱいでした。帰宅の遅い夫に代わり、平日はほとんど1人で家のことを回していたのです。
妊娠7カ月に入ったころ、夫が珍しく真剣な顔で「無理して何かあったら大変だろ。予定より少し早いけど、長男と実家へ帰ったら?」と切り出しました。まだ先だと思っていた私は戸惑いましたが、夫は「俺の食事なんてどうにでもなる。今は赤ちゃんを優先しよう」と背中を押してくれました。動けない自分に引け目を感じていた私は、少しほっとしました。夫は駅まで見送り、「何かあったらすぐ連絡して」と笑っていました。
里帰り後も夫とは毎晩のように連絡を取り合い、1人で暮らす夫を心配していました。母と作った総菜を冷凍して送ると、「助かる。やっぱり君の料理が一番だ」と喜んでくれました。
離れていても家族としてつながっている——私は何の疑いもなく、そう信じていたのです。
「ご主人と離婚したって本当なの?」
里帰りから3週間ほどたったころ、自宅近くに住むママ友から電話がありました。彼女は少しためらうように声を落とし、「ねえ……変なことを聞くけど、あなた、ご主人と離婚したって本当なの?」と切り出したのです。
一瞬、何を言われたのか分からず「え?」と返すと、「最近、ご主人と一緒に別の女性があなたたちの家にも出入りしてるでしょう? 近所では、あなたたちが離婚したって噂になっているから……」と言います。
「え、私、里帰り中なんだけど……」
そう伝えた途端、電話の向こうが静まり返りました。
やがて彼女は「ごめん! 私、何か勘違いしてるかも」と慌てながら話し始めました。聞けば、その女性が朝早く家から出てきたり、夫と買い物をしたりする姿も見かけたといいます。私と長男を見かけなくなったため、近所では「離婚して新しい奥さんと暮らし始めたのでは」と噂になっていたようです。
さらにママ友は申し訳なさそうに、「この前、ご主人に会った人が『奥さんとお子さんは?』と聞いたら、言葉を濁して、はっきり答えなかったみたい」と続けました。
里帰り中だとひと言伝えれば済む話です。それなのに夫が言葉を濁したと聞き、背筋が冷たくなりました。
電話を切ってすぐ夫に連絡しようとしましたが、電話ではごまかされたり、話を切り上げられたりするかもしれません。数日後、書類や長男の衣類を取りに自宅へ戻る予定があったため、両親に事情を話し、父に送ってもらうことにしました。
夫には「今週は健診があるから、実家でゆっくりしているね」と、いつも通り連絡しました。すぐに「了解。無理しないで」と返信が届き、そのやさしい言葉を見た瞬間、胸の奥が冷たくなったのを覚えています。
自宅の玄関にあった、私のものではない靴
自宅へ戻ったのは週末の昼前でした。夫には事前に連絡をしていません。
玄関には、私のものではない女性用のスニーカーと、小さな化粧ポーチが置かれていました。胸が激しく鳴りましたが、それでも声は上げず、長男を父に任せて1人でリビングへ向かいました。
そっと扉を開けると、夫が部屋着姿でソファに座っていました。台所には、見知らぬ女性が立っていました。女性は振り返るなり皿を落としかけ、夫も私を見るなり、さっと顔を青ざめさせました。
先に口を開いたのは夫でした。
「どうして……ここに?」
「おかえり」ではなく、その言葉でした。頭のどこかが、すっと冷めていきました。
女性に「どなたですか」と尋ねると、彼女は青ざめ、私と夫を交互に見ながら「奥さん……ですよね?」と声を絞り出しました。「はい。里帰り中ですが」と答えると、彼女の表情が固まりました。
「里帰り……? 別居してるって……」
女性はゆっくりと夫を振り返りました。
「もう夫婦としては終わってるって言ったよね? もうすぐ離婚するって……」
夫は慌てて立ち上がり、「違う。そういう意味で言ったんじゃない」と口を挟みました。
「じゃあ、どういう意味? 奥さんが帰ってくるってどういうこと?」
夫は答えず、「とにかく、2人とも落ち着いてくれ」と言いました。
「落ち着いてって、何を?」
その後、女性の話から、2人が付き合い始めたのは私の里帰り前だったと分かりました。私が体調の悪い中、家事や長男の世話に追われていたころから、関係は始まっていたのです。
妻にも相手の女性にも…夫がついていたうそ
女性が夫にスマホを見せ、「あなた、『妻にはもう気持ちがない』『離婚の話も進んでる』って何度も送ってきたよね」と問い詰めると、夫は急に声を弱め、「それは、その場の流れで……。本気で家族を捨てるつもりなんてなかった」と言い訳を並べました。
押さえていた怒りが込み上げ、「私を実家へ帰して、この家で別の女性と過ごしておいて、家族を捨てる気はなかったって言うの?」と問うと、夫は口を開いたまま言葉を失いました。
夫は私と女性にそれぞれ異なる説明をし、どちらにも真実を伝えていなかったのです。
女性は夫をにらみつけ、声を震わせました。「離婚の準備中だって言ったよね? そのための別居じゃなかったの!? 里帰りって、どういうこと!? 奥さんが妊娠してるなんて、ひと言も聞いてない!」
夫は目を泳がせるばかりで、何も言い返せません。女性はしばらく夫をにらんでいましたが、やがて私に向き直りました。
「ごめんなさい。私も、奥さんとはもう別居していて、離婚の話も進んでいると信じていました」
そう言って頭を下げました。
「必要なら、これまでのメッセージを全部見せます。私にも確認したいことがあるので、後で連絡してもいいですか」
そして、自分の荷物をまとめ始めました。
夫は明らかに焦り、「待ってくれ」「ちゃんと説明するから」と女性を引き止めましたが、彼女は返事をしません。私にも「体調が落ち着いてから話し合おう。今すぐ結論を出す必要はない」と、震える声で訴えてきました。
けれど、もう夫の都合に合わせるつもりはありませんでした。
「今すぐ結論を出すわけじゃない。でも、私にうそをついて、この人にも別のうそをついていたのはあなたでしょう。もう、あなたの都合には合わせない」
私がそう答えると、夫は何も言えずにうつむきました。
「父親でいること」と「夫に戻ること」は別
その日は必要な荷物だけを持って実家へ戻りました。後日、女性から夫とのメッセージのスクリーンショットが送られてきました。私たちが実家へ帰った翌日、夫は「もう家には俺1人だから」と彼女を自宅へ誘っていました。夫は近所の人にも、私が里帰り中だとは説明していなかったようです。
専門家に相談し、出産までは体調を優先することに。数カ月後、無事に次男を出産し、話し合いを重ねて離婚が成立。養育費も書面に残しました。
夫は最後まで「家庭を壊すつもりはなかった。家族を失うなんて考えていなかった」と繰り返しました。相手の女性とは、あの日を境に関係が切れたそうです。
離婚後しばらくすると、夫から「子どもたちのためにも、もう一度やり直せないかな」と連絡が来ました。以前なら「子どもには父親が必要なのでは」と迷ったかもしれませんが、そのときは迷いませんでした。「子どもたちの父親であることと、私と夫婦に戻ることは別だよ」と返信すると、その後、復縁を求められることはなくなりました。
今は両親の助けを借りながら、仕事も少しずつ再開しています。忙しい毎日ですが、誰かの言葉の裏を疑うことはもうありません。最近は、長男が行きたがっていた水族館へ出かける計画を立てています。子どもたちとの暮らしを守りながら、私自身の生活も少しずつ取り戻していきたいと思っています。
◇ ◇ ◇
やさしい言葉を口にしていても、その行動まで誠実とは限りません。「家庭を壊すつもりはなかった」という言葉も、裏切られた側にとっては身勝手な言い訳でしょう。
父親であることと、夫婦としてやり直すことは別。相手の都合ではなく、自分と子どもたちを守る道を選ぶことも大切なのだと感じさせられますね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
いかがでしたか?
今回は、「実家でゆっくりしておいで」と里帰り妻を追い出した夫たちの本音をご紹介しました。
出産を控えた妻を里帰りさせ、自宅で不倫相手と過ごしていたり、妊娠中の妻と長男を実家へ帰したあと、別の女性を家に招き入れていたり。どちらの夫も、妻を思いやるような言葉を使いながら、実際には自分の都合を優先していました。
妊娠中や産後の不安定な時期に、信じていた相手から裏切られるのはとてもつらいことです。やさしい言葉だけで判断せず、違和感を覚えたときは1人で抱え込まず、家族や専門家の力も借りながら、自分と子どもの安心を守る選択をしていきたいですね。