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義母「甘えるな!歩いて帰れ!」臨月の私に車で30分の道を歩けと要求→タクシーを諦めた私が連絡した先は!?

当時、第1子の出産を控えていた私。初めての出産ということもあり、夫の立ち会いを希望していましたが、夫の長期出張と私の出産予定日が重なってしまいました。

仕事なら仕方がないと夫を送り出したものの、ひとつだけ大きな不安が……。それは、同居していた義母のことです。

結婚したばかりのころはやさしかった義母でしたが、私が妊娠してから少しずつ態度が変わっていました。特に夫がいないところでは、私への当たりが強くなっていたのです。

夫がいなくなった途端、義母の態度が豹変

夫がいるときの義母は、それまでとほとんど変わりませんでした。ところが私と2人きりになると、ささいなことで嫌みを言われたり、必要以上に家事を押しつけられたりするように……。

 

そのため、夫が長期間留守にすると聞いたときは不安で仕方がありませんでした。そして、その不安は的中してしまったのです。

 

夫が出張に出ると、義母の態度はさらにきつくなりました。

 

私は臨月を迎えていましたが、義母はそんなことなどお構いなし。掃除や洗濯などの家事を当然のように任せ、自分は友人と出かけていました。さらに、自宅へ友人を招いたときには、お茶やお菓子の用意まで私に頼んできたのです。

 

体調が安定しているときには無理のない範囲で家事をしていましたが、出産間近になると、おなかもかなり大きくなっていました。さすがにすべてを引き受けるのはつらく、私は家事の分担をお願いしたのですが、義母は「妊娠しているからって、そんなに偉いの?」と言い放ったのです。

 

さらに、「私はあなたより人生の先輩なんだから、少しくらい敬いなさい」「妊婦だって適度に体を動かしたほうがいいんでしょ?」などとも言われました。

 

妊娠中に適度に体を動かすことがよい場合があるとしても、臨月の妊婦に無理をさせることとは別の話です。しかし義母には聞き入れてもらえず、私はこれ以上同じ家で過ごすことに限界を感じました。

 

そこで夫とも相談し、安心して出産を迎えるため、予定より少し早く実家へ帰ることにしたのです。

 

 

「タクシーなんて無駄遣い」臨月の私に義母が放った言葉

実家へ帰ることは、出発2日前に義母にも伝えていました。しかし義母は、「あっそう。好きにすれば」と言っただけ。

 

そして迎えた帰省当日。

 

荷造りを済ませた私は、玄関近くに荷物を置いてタクシーが来るのを待っていました。

 

すると義母がやってきて、「玄関で何しているの?」と尋ねてきたのです。

 

「今日から実家に帰ります。もうすぐタクシーが来るので」

 

そう答えると、義母は露骨に嫌そうな顔をしました。

 

「タクシー? そんなのもったいないじゃない。歩いて帰ればいいでしょ」

 

私は耳を疑いました。

 

実家までは車でも30分ほどかかります。ましてや私は出産を間近に控えた身です。大きな荷物を持って歩いて帰れるような距離ではありませんでした。

 

「このおなかで、荷物を持って歩いて帰れってことですか?」

 

念のため聞き返しましたが、義母は考えを変えませんでした。

 

「臨月だからって甘えないの。歩けるでしょ」

 

その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが切れました。

 

これ以上、義母と話し合っても意味がない。そう思った私は、「わかりました。じゃあタクシーはやめます」とだけ答えました。

 

義母は、自分の言うことを聞いたと思ったのでしょう。満足そうな表情を浮かべていました。

 

しかし私は、歩いて帰るつもりなどありませんでした。

 

 

「さっさと帰れば?」その直後、玄関に現れたのは

タクシーをキャンセルした私は、荷物を置いたまま玄関にいました。そんな私を見て、義母はこう言ったのです。

 

「何しているの? 帰るならさっさと帰ればいいじゃない」

 

何を言われても私は黙っていました。

 

するとしばらくして、玄関の外から物音が聞こえました。
 

「ただいま」

 

ドアが開き、入ってきたのは夫でした。その姿を見た瞬間、固まった義母。

 

「え……? なんで……?」

 

実はその日の朝、夫から「出張が予定より早く終わった」と連絡を受けていました。もともとは私の実家で合流する予定でしたが、タクシーをキャンセルしたあと、私は義母とのやり取りを夫に伝えました。

 

すると、夫はすでに出張先から戻る途中で、自宅の近くまで来ていたとのこと。そのまま自宅まで迎えに来てもらうことにしたのです。そのことは義母には伝えていませんでした。

 

しかも夫は玄関の外まで来たところで、義母が私に「さっさと帰ればいい」と言っているのを聞いていたそう。

 

その日の経緯を私から聞いていた夫は、義母に向かって「臨月の妻に、歩いて実家まで帰れって言ったの?」と尋ねました。

 

慌てて、「違うのよ。運動したほうがいいと思って……」と言い訳を始めた義母。しかし夫は納得しませんでした。

 

「車でも30分かかる距離だよ。しかも荷物まであるのに……そんなの運動の範囲じゃないだろ」

 

夫の声は、これまで聞いたことがないほど厳しいものでした。

 

 

義母との同居を解消することになった私たち

それまで、夫は義母が私にしてきたことを詳しく知りませんでした。私も、夫と義母の関係を悪くしたくないという思いがあり、嫌みを言われた程度のことは黙っていたのです。しかし今回の出来事をきっかけに、私はこれまでのことをすべて夫に話しました。

 

すると夫は、「今まで気づけなくてごめん。もう母さんと一緒に暮らすのはやめよう」と言ってくれました。

 

その日は夫の車で実家へ向かい、私はそのまま出産まで実家で過ごすことに。無事に子どもが生まれたあとも、私たちは義母との同居には戻りませんでした。

 

すぐに家を建てるような余裕はなかったため、まずは私の実家の近くにある賃貸住宅を借り、家族3人で暮らし始めることにしたのです。

 

その後、生活が落ち着いてから将来について夫婦で話し合い、最終的には私の実家近くに住まいを構えることになりました。

 

一方、義母には自分の生活を自分で立て直してもらうことになりました。

 

もちろん義母から不満を言われることはありましたが、夫は「妻と子どもが安心して暮らせる環境を優先したい」と、はっきり伝えてくれています。

 

あの日、義母の言うまま無理をしていたらと思うと、今でも怖くなります。義母に言われたことを我慢し続けるのではなく、もっと早く夫に相談すればよかったとも思いました。

 

今は夫と子どもとの3人暮らしになり、出産前のように義母の顔色をうかがうこともなくなりました。家族3人で穏やかに暮らせるようになったことが、何よりうれしかったです。

 

◇ ◇ ◇

 

妊娠中の体調や、どの程度の活動が適しているかは人によって異なります。「妊婦は体を動かしたほうがいい」という理由だけで、周囲が無理を強いるものではありません。

 

家族との関係であっても、ひとりで我慢し続けず、パートナーに状況を共有することが大切です。安心して出産を迎えるためにも、必要に応じて周囲を頼り、心身の負担を減らせる環境を整えたいものですね。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    おかっぱイラストエピソードに良い話は無い

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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