2年間の不倫で夫への感情が一変
私たちには3人の子どもがいます。不倫が始まったころの私は更年期のつらさを感じており、倦怠感で体を動かすことさえ大変な時期でした。さらに、母を亡くして間もない時期でもありました。
そんな中、夫は私に寄り添うことも、助けてくれることもありませんでした。受験生だった子どものケアをしてくれることもなく、その裏で2年間、不倫関係を続けていたのです。不倫そのものももちろんショックでしたが、私が特につらかったのは、夫が私を長い間だまし続けていたことでした。
「私をだますことに抵抗はなかったのだろうか」と思うと、悲しさや悔しさ、あきれが一気に込み上げてきました。振り返れば、夫は以前から私の仕事をけなし、私自身を否定するような言葉を口にすることがありました。それでも私は、それほど我慢しているとは自覚していなかったのです。不倫が発覚して怒りが爆発したことで初めて、「私はこれまでずっと我慢してきたのだ」と気付きました。
子どもは離婚を勧めたけれど…
子どもたちは、私に「離婚して!」と言いました。私自身も、夫に対する嫌悪感から、離婚したいという気持ちはありました。しかし、現実を考えると簡単には決断できませんでした。
私は結婚して以来、夫の扶養内で働いてきました。今から離婚し、今と同じ生活を自分一人の収入で維持するのは難しいと考えました。離婚後、生活のために長時間働かなければならなくなれば、体を壊すかもしれません。自分のために使える時間も失ってしまうのではないかという不安もありました。
これから年齢を重ねれば、病気など予想できない事態が起こる可能性もあります。そうしたことを考えた結果、私は離婚するよりも、今の生活を維持するほうを選びました。夫への気持ちと、これからの自分の生活。その2つを切り離して考えた末の決断でした。
7~8カ月、顔を合わせない家庭内別居
現在は、夫と完全な家庭内別居をしています。かれこれ7~8カ月、夫の顔をまともに見ていません。以前のように夫を「夫」と思うことは、もう難しいと感じています。そのため私は心の中で、夫のことを「同じ家に住み、生活費を入れる人」と割り切るようになりました。
夫から得られる生活費を、不倫によって受けた苦しみや屈辱に対する、終わりの決まっていない「慰謝料」のようなものだと考えることもあります。もちろん、そう簡単にすべての感情を整理できるわけではありません。夫への怒りや悲しみを抱えながら、それでも自分の生活を守るために、どう気持ちを切り替えればよいのか。今も日々葛藤しています。
まとめ
今は、この出来事を「自分が次の段階へ進むきっかけだった」と考えるようにしています。夫婦として元の関係に戻れるとは思っていません。それでも、これからの自分の人生をどう生きるかに目を向けることで、少しずつ乗り越えていきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:白鳥蘭子/50代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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