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「遅刻する!」退職後も仕事へ行こうとする認知症の義父…家族が意識したい声かけと対応【医師解説】

介護をしていると、「どうしてこんなことが起こるの?」と戸惑う場面に出合うことがあります。昨日までできていたことが突然できなくなったり、予想もしない言動に驚かされたり……。悩みながら対応する一方で、ときには思わず苦笑いしてしまうことも。今回は、そんな介護の日常でよく聞かれる「あるある」なお悩みを、4コママンガで紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師菊池大和先生
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
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会社に行かないと…

「遅刻する!」退職後も仕事へ行こうとする認知症の義父…家族が意識したい声かけと対応【医師解説】

 

「遅刻する!」退職後も仕事へ行こうとする認知症の義父…家族が意識したい声かけと対応【医師解説】

 

「遅刻する!」退職後も仕事へ行こうとする認知症の義父…家族が意識したい声かけと対応【医師解説】

 

「遅刻する!」退職後も仕事へ行こうとする認知症の義父…家族が意識したい声かけと対応【医師解説】

 

ある朝、認知症の義父がいつものようにスーツに着替え、ネクタイを締めていました。すでに仕事は引退しているのですが、「遅刻する!」とカバンを持って玄関へ向かいます。

 

そこで「今日は会社、お休みみたいですよ」と声をかけると、「そうか……」と納得した様子。

 

その後、義父はスーツもネクタイも着けたままソファでぐっすり。慌てていた姿とのギャップに、思わず苦笑いしてしまいました。

 

 

【医師からのアドバイス】

認知症のある高齢者が、すでに退職しているにもかかわらず「仕事に行かなければ」と考えたり、出勤の支度をしたりすることがあります。これは、現在の状況よりも、長年続けてきた仕事や生活習慣の記憶が強く残っていることなどが影響している場合があります。本人にとっては「今も仕事に行く必要がある」という感覚が現実のものになっていることもあります。 そんなときに「もう仕事は辞めたでしょ」「今日は会社なんてないよ」と強く否定すると、混乱や不安、怒りにつながることがあります。「今日は会社、お休みみたいですよ」「少しゆっくりしてからにしましょう」など、本人の気持ちを受け止めながら安心できる声かけをすることが大切です。無理に事実を理解してもらおうとせず、別の話題や休憩に自然に誘導する方法もあります。 一方で、外へ出ようとする行動が頻繁になったり、ひとりで出かけて帰宅できなくなったりする場合には、安全面への配慮が必要です。行動の頻度や時間帯、きっかけなどを記録し、必要に応じてかかりつけ医や地域包括支援センター、ケアマネジャーなどに相談しましょう。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修/菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※一部、AI生成画像を使用しています。

 

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!

 


シニアカレンダー編集部

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