義家族との温泉旅行を楽しみにしていた私
私たち夫婦は、義両親や義妹一家と一緒に温泉旅行へ行く計画を立てていました。参加するのは、私たち夫婦と義両親、義妹夫婦、義妹の子どもの計7人。
宿泊先は義母が見つけた温泉旅館で、夫が予約してくれました。旅行先までは、私が所有している7人乗りの車で向かう予定でした。全員が一緒に乗れるため、義父母も「移動中もみんなで過ごせるね」と楽しみにしていました。
私も旅行を楽しみにしていたのですが、出発の3日前、義母から突然電話がかかってきました。
義母は「旅行のことなんだけど、やっぱり今回は家族だけで行きたいの」と言いました。
私は意味がわからず、「家族だけ、というのは?」と聞き返しました。すると義母は、息子と娘、それに孫と一緒に気兼ねなく過ごしたいから、今回は私には来ないでほしいと言ったのです。
義妹の夫は参加する予定なのに、なぜ私だけが「家族だけ」の中から外されるのか。納得できない気持ちはありましたが、その場では夫と話してから返事をすると伝えました。
私の知らないところでキャンセルされていて
帰宅した夫に話をすると、夫もすでに義母から同じ話を聞いていました。しかも夫は、「母さんが、たまには息子や娘たちと気兼ねなく出かけたいと言うから、キャンセル料がかかる前に1人分キャンセルした」と言ったのです。さらに、「義妹の夫も来るけど、母さんがそうしたいならいいのかなって、そこまで深く考えなかった」と続けました。
夫は「今回は俺たちだけで行ってもいいかな?」と尋ねてきました。正直、悲しい気持ちはありました。ただ、ここまで話が進んでいるのに無理に参加しても、楽しく過ごせるとは思えません。私は「わかった。今回は私抜きで行ってきて」と答えました。夫はほっとしたような表情を見せました。
せっかく予定が空いたのだから、家で好きな映画を見たり、気になっていた店へ出かけたりして、自分の時間を楽しもう。私は、なんとかそう気持ちを切り替えることにしました。
その後、義母にも改めて「旅行の件、わかりました。皆さんで楽しんできてください」と伝えました。
そして迎えた旅行当日の朝。私はいつもよりゆっくり過ごしていると、電車で義実家へ向かった夫から突然電話がかかってきたのです。
旅行当日の朝、夫から電話が
夫は明らかに慌てていました。事情を尋ねると、義実家に着いた夫を見た義母が、開口一番「え? 車は?」と尋ねてきたというのです。夫も驚き、「え? 母さんがレンタカーを借りたんじゃないの?」と聞き返したとのこと。そこで初めて、夫と義母の認識がまったく違っていたことがわかりました。
夫は、私が旅行に参加しない以上、私の車まで当然のように借りていくつもりはなく、義母がレンタカーなど別の移動手段を手配しているものと思っていました。一方の義母は、私が行かなくても、夫が私の車に乗って義実家へ来て、そのまま全員を乗せていくものだと思っていたのです。
義母が夫に「あなたが奥さんから車を借りてきてくれると思ったのよ」と言うので、夫は「本人が行かないのに、勝手に車を借りてくるわけにはいかないよ」と返したそうです。義母はそこで初めて事情を知ったようでした。
「じゃあ、どうするの?」と義母は慌て始め、そこから急いでレンタカー会社へ問い合わせることになりました。
すでに旅行当日だったため、夫たちはすぐに借りられる6人全員が乗れるレンタカーを探すことになりました。夫たちはいくつかのレンタカー会社へ問い合わせ、ようやく利用できる車を見つけたそうです。しかし、急きょレンタカーを借りることになったため、当初は予定していなかった費用もかかることになりました。
まとめ
旅行から帰った夫は、「母さんに言われたときは深く考えなかったけど、義妹の夫は参加するのに、君だけ外すのはやっぱりおかしかったよね。俺もその場で気付くべきだった。ごめん」と謝ってくれました。
振り返ると、今回は義母も夫も、それぞれ「移動手段は相手が考えているだろう」と思い込んだまま、旅行当日を迎えていました。1人が旅行に参加しなくなるだけでも、それまでの計画の前提が変わることを実感しました。
また、家族であっても、誰かの協力を当然のものとして予定を組むと、思わぬ行き違いにつながるのだと感じました。今回の経験から、予定に変更があったときこそ、それぞれの認識を合わせることの大切さを実感しています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※AI生成画像を使用しています
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