親友と彼女を同時に喪失
数年前、父の会社が倒産し、僕の人生が大きく変わりました。さらに追い打ちをかけるように、当時親友だった男性と、婚約者から裏切られたのです。
なんと2人は、僕の知らない間に付き合い始めていました。そして、元婚約者からは「社長の息子だから付き合っていただけ」と言われ、僕は大きなショックを受けました。
この出来事をきっかけに、僕はすっかり人間不信に。ところが数カ月後、落ち込んでいた僕を職場の女性が励ましてくれました。彼女と過ごすうちに少しずつ距離が縮まり、やがて交際を始めることに。その後、僕たちは婚約しました。
僕が人を信じられるようになったのは、そばで支え続けてくれた彼女がいたからです。
数年経っても変わらない2人
それから数年後、元親友と元婚約者から結婚式の招待状が届きました。
「なんで今さら…?」と思いましたが、2人がどうしているのか気になる気持ちもあり、出席することにしました。
結婚式当日、会場で2人の姿を見かけた僕が「結婚おめでとう。招待してくれてありがとうな」と声をかけると……2人は僕が本当に現れたことに驚いた様子でした。
どうやら僕に招待状を送ったのは、幸せな姿を見せつけるためだったようです。僕の顔を見るなり、「欠席の返事が来ると思ってたのに、まさか出席の返事をして、本当に来るなんてね」「落ちぶれた姿を見られてよかった!」と見下してきました。
相変わらずな2人の態度に、僕は思わずため息をつきました。
元親友の隠しごとが明らかに
そんな2人を前に、僕は元親友にあることを尋ねました。
実は、会場に到着した際、共通の友人から「彼はギャンブルにはまり、周囲と金銭トラブルになっているらしい」ということを聞いていました。
思い返せば、彼と疎遠になる前、何度か「お金を貸してほしい」と言われたことがあったのを思い出しました。
そこで僕が「そういえば、借金は大丈夫?」と尋ねると……。元親友の顔色が一変。
最初は「何のこと?」としらを切っていた元親友。しかし実際、彼にお金を貸した人もいたようで……僕たちが話している様子を見て、周りにいた共通の友人たちも、「実は、俺も貸してるんだけど…」「あいつ、大丈夫か?」とヒソヒソ話し始め、不穏な空気が広がりました。
どうやら元婚約者は、彼が周囲からお金を借りていたことを知らなかったよう。経済的に余裕があると思っていた彼女はショックを受け、顔を青ざめさせて絶句していました。
結婚式と2人が迎えた結末
その後、結婚式は何とか最後までおこなわれたものの、重苦しい空気のまま終了。式が終わった直後、控室の近くで彼女が僕のもとへ駆け寄ってきて、「あなたと別れなければよかった」と悔しそうに言ってきたのです。
僕は呆れて、「何言ってるの? 2人とも似た者同士でお似合いだよ! お幸せに」と言い、キッパリ拒否。後日、2人は入籍することなく破局したと聞きました。
一方、僕も支えてくれた彼女と結婚しました。本当の信頼関係は、相手の肩書や条件ではなく、苦しいときにどれだけ寄り添えるかが大切だと痛感しました。妻と一緒に、幸せな結婚生活を送っています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!