痛みがないためしこりを放置
背中に小さなしこりを見つけたのは、社会人になったばかりのころでした。特に痛みもなかったため、「放っておけばそのうち治るだろう」と軽く考えていました。仕事が忙しいこともあり、病院へ行かないまま過ごしていました。
放置したしこりの思わぬ診断
ところがある日、しこりの周辺が激しい痛みとともに赤黒く腫れ上がりました。「背中が痛い……」と思うほどの痛みで、仕事にも集中できず、私は慌てて病院へ駆け込みました。
診察を受けると、医師から「粉瘤(ふんりゅう/皮膚の下に袋状の構造物ができ、本来は剥がれ落ちる角質や皮脂が袋の中にたまってできる良性の嚢腫)が炎症を起こしています」と告げられ、その場で切開処置を受けることになりました。
切開した瞬間、目を疑う光景が
医師が腫れている部分を切開すると、皮膚の下から驚くほどの量の膿があふれ出ました。さらに独特の強いにおいもあり、自分の体の中にこれほどのものがたまっていたのかと衝撃を受けました。
痛みが出るまでしこりを放置していたことを、そのときようやく後悔しました。
まとめ
今回の経験から、痛みのないしこりでも自己判断で様子を見続けず、一度相談しておけばよかったと感じました。今後は仕事が忙しいときほど自分の体を後回しにせず、気になる変化があれば早めに医療機関へ相談したいと思います。
医師による解説:痛みのない粉瘤が突然腫れる理由
粉瘤は初めは痛みがないことも多い一方、炎症を起こすと赤く腫れ、強い痛みを伴う場合があります。しこりの変化を見逃さないことが大切です。
痛みのない粉瘤が突然腫れる仕組み
粉瘤は通常、痛みがないこともあります。しかし、袋状の構造が壊れて角質や皮脂などの内容物が周囲に漏れると、異物反応による炎症が起こり、赤みや腫れ、痛みが現れます。細菌感染が加わり、症状が悪化することもあります。
強い腫れや痛みがある場合の対応
赤みや腫れ、強い痛みがある場合は、切開して膿性の内容物を排出する処置が優先されることがあります。炎症が強い時期は袋を完全に取り除くのが難しく、炎症が治まってから摘出術をおこなう場合もあります。しこりが急に大きくなる、赤くなる、痛みが出るといった変化があれば、早めに皮膚科や形成外科を受診しましょう。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※AI生成画像を使用しています
監修:寺井美佐栄先生(ミサクリニック六本木本院 院長)
著者:山野真美/20代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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