卵を割ったら黄身に血が混ざってる!食べても大丈夫?
卵を割ったとき、黄身に赤い血のようなものがついていることがあります。
これは「血斑(けっぱん)」と呼ばれるもの。
見た目に驚いてしまいますが、少量の血がついている程度であれば、血の部分を取り除いて食べることができるとされています。
卵に血が混ざるのはなぜ?
「そもそもどうして卵に血がつくの?」と不思議に思いますよね。
一般社団法人 日本卵業協会によると、鶏に大きな音などによる一時的なストレスがかかると、卵巣や輸卵管にある細い血管が破れ、出血することがあるそう。
そのときに出た少量の血液が黄身の表面に付着したものを「血斑」と呼びます。
血がついていると鮮度が落ちているように見えるかもしれませんが、血斑は卵が古くなったためにできるものではありません。
ちなみに今回、実際に血のついた卵がないか探してみました。
1パック分ほどの卵を割って確認したほか、ここ1カ月ほどは卵を使うたびに血がついていないかチェック。
しかし、血斑のある卵は見つけられませんでした。

普段から卵をよく使う筆者でも、血のついた卵を見かける機会は多くありません。
いざ探してみると、なかなか出会えないものですね。
でも、こんな血の混じり方なら食べないで!
黄身に少量の血がついている「血斑」と区別したいのが、卵白に大量の血液が混ざった「血玉卵」です。
血斑は食べても問題ないとされていますが、血玉卵は食用不適とされています。
卵白全体に血液が広がっているなど、見た目だけで判断に迷う場合は、無理に食べないようにしましょう
黄身に血が混ざってる状態より気をつけたい「卵の保存方法」
卵を食べるときに注意したい食中毒菌のひとつが、サルモネラ菌です。
血の有無だけでなく、購入したあとの保存方法や、卵を割ってからの扱いにも注意が必要です。
食中毒予防のために避けたい3つの保存方法を見てみましょう。
NG①買ってきた卵を常温で置きっぱなしにする

「スーパーでは常温で売っていたから家でも常温で大丈夫」と思っていませんか?
スーパーなどで卵が常温で販売されることがあるのは、温度変化による結露を防ぐためとされています。
卵の殻に水滴がつくと、そこから微生物が卵の中に入り込み、腐敗する恐れがあるためです。
家庭ではサルモネラ菌による食中毒予防などの観点から、卵は10度以下の冷蔵庫で保存することがすすめられています。
お店で常温で販売されていた場合も、購入後は冷蔵庫で保存しましょう。
また、冷蔵で販売されていた卵は、購入後は室温に置かず、早めに冷蔵庫へ入れてくださいね。
NG②冷蔵庫のドアポケットに卵を入れる

冷蔵庫のドアポケットに卵を入れている方も多いのではないでしょうか。
実は、卵の保存場所には注意が必要です。
ドアポケットは開閉による温度変化が大きく、卵が結露するなど、傷む場合があるとされています。
卵は庫内の温度変化が少ない、冷蔵室内の棚に置くとよいでしょう。
NG③割った卵を室温に置きっぱなしにする

割った卵を室温に置きっぱなしにするのも避けましょう。
特に黄身と白身を撹拌した状態では、細菌が増えやすくなるとされています。
卵は使う直前に割るのが基本。
割ったあとは室温に放置せず、すばやく調理しましょう。
卵の血は「見分け方」が大切!保存方法もチェックして

黄身に少量の血がついている「血斑」は、血の部分を取り除けば食べることができるとされています。
ただし、卵白に大量の血液が混じった「血玉卵」は食べないようにしましょう。
また、卵を食べるときは血の有無だけでなく、保存方法も大切です。
購入後は適切に冷蔵保存し、割った卵はなるべく早めに使ってくださいね。