痛みがないからと背中のしこりを放置
ある日、背中に小さなしこりがあることに気付きました。痛みもなく生活に支障もなかったため、そのまま放置していました。それから数週間は、特に変わった様子もなく過ごしていました。
ある朝起きた突然の異変
数週間後、しこりは急に腫れて熱を持ち、触れるだけでも痛みを感じるようになりました。
そしてある朝、寝返りを打った瞬間、しこりが破裂し、膿と独特のにおいが出てきました。突然の出来事に驚き、慌てて皮膚科を受診しました。
皮膚科を受診してわかった原因
診察では、医師から「粉瘤(ふんりゅう/皮膚の下に袋状の構造物ができ、本来は剥がれ落ちる角質や皮脂が袋の中にたまってできる良性の嚢腫)が化膿していましたね」と説明を受けました。
その後、切開して膿や内容物を排出する処置を受け、医師の指示に従って消毒や軟膏によるケアを続けました。数日で腫れや痛みも落ち着き、普段どおりに過ごせるようになりました。
まとめ
今回の経験から、痛みのない小さなしこりでも、後から急に腫れや痛みが生じることがあると実感しました。また、早めに皮膚科を受診していれば、化膿や痛みが起きる前に治療ができた可能性もあったのではないかと感じています。これからは体の小さな異変も軽視せず、自分で判断せずに早めに皮膚科で診てもらうことを心掛けたいと思います。
医師による解説:痛みのない粉瘤でも早めの受診を
粉瘤は痛みがなくても自然に消えることはほとんどなく、炎症を起こすと腫れや痛み、膿が生じることがあります。気になるしこりは早めの受診が大切です。
粉瘤は自然に消えることが少ない
粉瘤は、皮膚の下にできた袋状の構造に角質や皮脂がたまる良性の腫瘍です。初めは痛みがないことも多いですが、徐々に大きくなったり、炎症を起こしたりすることがあります。
腫れや痛みがあれば早めに受診を
赤く腫れる、熱を持つ、痛みや膿が生じるといった場合は、早めに皮膚科や形成外科を受診しましょう。炎症が強い場合は、切開して膿を出し、炎症が治まってから袋を摘出することもあります。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:寺井美佐栄先生(ミサクリニック六本木本院 院長)
著者:甲斐紗菜/30代女性・会社員
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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