日に日に心配になり、皮膚科へ
大きさが5mmくらいのぶよぶよしたできものが太ももにできてから、「このできものは何だろう?」と疑問に思っていましたが、だんだんと心配になってきました。そして、病院は苦手ですが一念発起して、受診してみることにしました。場所が太ももの上のほうで恥ずかしさもあったため、女性の医師がいて口コミが良い皮膚科を選び、ネットで予約しました。
診察当日。順番が来て、ドキドキしながらできものを先生に見せると、「あぁ、これは軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)ですね。良性の皮膚腫瘍の一種で、うつることもないのであまり心配はいりません。まあ、気になるようでしたら今日の午後、レーザーで取ることもできますよ」とのこと。
レーザーで取る!? 心の準備が、先生……(心の声)。
「そうですか。取らなくても大丈夫なんですか?」とビビリの私はすかさず質問。
「ええ、取らなくでも大丈夫ですよ」と先生。よかったー!(心の声)
「では、ちょっと様子を見てみます」と伝え、その日はホッとしながら退散しました。
セカンドオピニオンを聞いてみると…
そのまま半年ほど様子を見ていましたが、その間も軟性線維腫はぶよぶよ度が増し、大きさは7mmほどに成長していました。あまり気にしないようにしていたのですが、やっぱり気になります。もしかしたらレーザーの他にも治療法があるかもしれない! わらをもつかむ思いで、セカンドオピニオンを聞きに別の皮膚科に行ってみました。しかし、現実はそう甘くありませんでした。
その先生も「あー、軟性線維腫ね。これくらい大きいとレーザーより、手術かしら。その場合、こちらではできないので外科を紹介するけど」と。えっ!? 外科!? なんか余計、大ごとになっていない?(心の声)
またしても、ビビリの私は急いで退散。
炭酸ガスレーザー治療を初体験!
さらに半年が経過し、太もものぶよぶよさんはとうとう1cmほどに成長してしまいました。「レーザーは怖いけど外科で手術するよりマシかも」と勇気を振り絞って、最初に診てもらった先生のところに行きました。
先生からは炭酸ガスレーザーという治療法を提案されました。炭酸ガスレーザーとは、波長が10.6µmのレーザー光線で、主に水分に吸収され、照射により瞬間的に腫瘍などの表面を蒸散させ、皮膚の良性隆起性病変を除去するというものらしいです。局所麻酔はしますが、出血や痛みもなく、術後は抗生物質のクリームを塗り、テープを1週間ほど貼るだけで良いとのこと。
諸々の説明の後、早速、隣の部屋に通され、手術椅子へ。看護師さんが「(ぶよぶよさんの)写真撮りますね」と言うので、つられて私もスマホでパチリ。そんなリラックスモードの中、先生がやって来ていよいよレーザー治療の開始です。
「では麻酔を打ちますね」という言葉の後少しだけチクリとしましたが、麻酔が効けば痛みは感じないので、とりあえず安心でした。そして5分くらいのレーザー照射後、先生から「きれいに取れましたよ、見てください」と言われたので見てみると、1年以上、私の太ももにいたぶよぶよさんが取れていました!
まとめ
その後、傷口も1週間くらいで回復し、特に問題なく治療を終えることができました。初めてのレーザー治療は緊張しましたし、初診料・施術費などすべて含め、約14,000円かかりましたが、なんとも言えない爽快感がありました。気になることが1つ消えると、それに使っていたエネルギーを他の分野に向けることができる! 思い切って挑戦してみてよかったー!
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:友本 ケイコ/40代。アラフィフ黄金時代を満喫中♪
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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