記事サムネイル画像

義母「この家は息子のもの♪出ていって」私「え?知らないんですか?」→溺愛息子に捨てられた義母の末路

私は、義父母と同居する共働きの2児の母です。結婚と同時に、中古の二世帯住宅を購入しました。上の子も大学生になり、娘たちもだいぶ手がかからなくなりましたが、それでも私の毎日は大忙しです。

それなのに、息子(夫)を溺愛する義母は、わざと私を困らせようと、度々二世帯住宅を仕切るドアを開けてわが家を訪ね、いろいろと言いつけます。それだけでなく、孫である娘たちには「女孫は跡継ぎにならない」とことあるごとに言って認めようとせず、娘たちがやることなすことすべてに文句をつけてくるのです。

義父は義母に頭が上がらず、いつも見て見ぬふり……。そんな生活に限界を感じていたある日のこと——。

娘たちが一生懸命料理を作ってくれました。しかし、いつものようにわが家の様子を覗きにやってきた義母は、テーブルに並んだお皿を見るなり、あからさまに嫌そうな顔をします。そして、夫の嫌いな野菜が入っているという理由だけで、「こんなもの息子に出さないでちょうだい!」と言い放ち、目の前で捨てたのです。

 

信じられない光景に衝撃を受けましたが、その横で同じように料理を拒否する夫の姿には、さらに言葉を失いました。

 

「存在価値がない」と言われた私たち

義母に言わせれば、男の子を産めなかった私といずれ家を出ていく娘たちは「存在価値のない人間」なのだそうです。「自分はちゃんと男の子を産んだ」と自慢げに話す義母の姿に、私はもう我慢の限界でした。

 

これ以上娘たちを傷つけさせないために、せめて勝手にわが家に入らないでほしいと義母にきつく言ったのです。

 

これまで何度も無断でわが家に上がり込んでは、好き勝手をしていた義母。娘たちの部屋を物色したり、私の持ち物を引っ張り出してケチをつけたり……正直目に余ることもありました。

 

義母が好き勝手に行き来するために、二世帯住宅を購入したわけではありません。

 

私がきつく注意したおかげか、それから数カ月、義母が勝手にわが家に出入りすることはなくなりました。しかし、あれだけ好き勝手してきた義母が急におとなしくなったことで、私はどこか嫌な予感を抱いていたのです。

 

まるで嵐の前の静けさで、何か企んでいるのではないか……そう考えていた矢先のことでした。

 

二世帯住宅のローンを完済した日、ついにそのときは訪れます。

 

「ローン完済おめでとう♪ これでこの家も晴れて息子のものね」
「あなたはもう用済みだから出ていっていいわよ♪」と義母からのメッセージが。

 

義母は私と夫を離婚させ、息子にもっと若くてかわいいお嫁さんを迎えるつもりだと続けます。まさかそんなことまで企んでいたとは驚きです。

 

しかし、以前から夫の不倫に気づき、いずれ離婚を切り出そうと考えていた私にとっては、正直、痛くもかゆくもありませんでした。それに義母は大きな勘違いをしています。

 

「えっ!? 知らないんですか? この家は……」そう切り出した私に、義母は「何よ。言い訳なんて聞きたくないわ」と遮ります。

 

何も知らない義母は、私が話し始めるのも待たずに「さっさと離婚しなさい」と言うばかりで、まったく聞く耳を持ちません。後で困るのは義母のほうなので一応伝えようとしたのですが、「離婚しなさい。出ていって」の一点張りで話になりません。

 

義母との会話を諦めた私は、言われた通り夫に離婚を切り出し、手続きを進めることにしました。

 

知らなかった真実

娘たちの親権は私が持つことで話がまとまり、離婚後すぐ、私たちは家を出ました。

 

それからしばらくして、元義母から「この家を出ていかなきゃならないって、どういうことよ!?」と、慌てた様子で連絡が入ります。どうやら、弁護士から届いた明け渡しの通知を見たようです。

 

離婚の際、私は元夫と弁護士を交えて話し合い、二世帯住宅を売却し、その代金を財産分与として分けることで合意していました。ところが元義母は、ずっと「息子名義の家なのだから、離婚したら息子のものになる」と信じ込んでいたのです。

 

そのため元義母は、離婚によって家が売却され、自分たちも退去しなければならなくなるとは思ってもいなかったのでしょう。

 

しかし、婚姻中に夫婦で築いた財産は、名義にかかわらず財産分与の対象になります。実際、この家の住宅ローンも夫婦ふたりで支払ってきました。元義父母から援助や家賃を受け取ったこともありません。

 

それにもかかわらず、元夫は両親に「俺が家族を養っている」「俺が二世帯住宅を買ってやった」と豪語し、実情を伝えていなかったようです。

 

それに、元夫が離婚をあっさり受け入れたのは、不倫相手がいたからです。

 

もし元夫が家を引き取るのであれば、財産分与として私の取り分にあたる金額を支払う必要があります。新しい生活を始めたい元夫にとっては、家を残すよりも、家を売却して代金を分けたほうが、都合が良かったのでしょう。

 

もちろん元夫は、家を売れば元義父母が住む場所を失うことも分かっていました。それでも、そのことを両親には知らせないまま、不倫相手のもとへさっさと出ていったのです。

 

思えば元夫は、自分を溺愛し干渉してくる両親に対してどこか冷めていました。特に、あれこれ口を出してくる義母をよく思っていなかったようで、余計な揉め事を避けるために都合の悪いことは一切伝えないスタンスだったのです。

 

両親を思いやる気持ちよりも「自分が面倒に巻き込まれたくない」という思いが勝り、それが今回のような、親を置き去りにする身勝手な行動となって現れたのでしょう。

 

元家族たちの末路

元義母は「そんな話は聞いていない」と突っぱねましたが、これが事実です。私は「家は売却が決まっているので、引っ越し先を見つけ次第、出ていってください。退去に応じてもらえない場合は、法的に手続きを進めさせてもらいます」と告げました。

 

「息子にだまされた」と嘆く元義母。溺愛していた息子の本性を知ったショックに加え、住む場所がなくなるという現実を前に怖くなったのか、私に謝ってきました。もちろん、許すつもりはありません。

 

それでも「引っ越し先が見つかるまでは住んでもらって構いません」とだけ告げ、今後はもう私に連絡しないでほしいと伝えました。二度と関わりたくない一心での、最後の義理でした。

 

後日、元義父母はあの二世帯住宅から出ていきました。その後、元夫を頼ったのかどうかは知りませんが、もしそうなら、元夫たちが平穏に暮らせているとは思えません……。

 

一方、私と娘たちは、家族3人で助け合って穏やかで幸せな毎日を送っています。

 

◇ ◇ ◇

 

「女孫は跡継ぎにならない」と孫娘たちを見下し、息子だけをかわいがってきた元義母。しかし最後に元義母を裏切ったのは、誰よりも大切にしてきたその息子でした。

 

人の価値は、性別や跡継ぎになるかどうかで決まるものではありません。それに、性別で決めつけるような大人の言葉や態度を、子どもは思っている以上によく見ていて、その心に長く残るものです。

 

特定の誰かだけを特別扱いするのではなく、身近な人一人ひとりをどれだけ大切にしてきたか。その積み重ねが、いざというときに自分へ返ってくるのかもしれません。

 

 

【取材時期:2026年8月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
\ この記事にいいね!しよう /
シェアする

  • コメントがありません

この記事の著者
著者プロファイル

ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

読者からの体験談をお届けします。

同じ著者の連載

新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

気になる記事をまとめ読み

人気連載

新着連載

連載完結

もっと見る

注目記事を探す

人気記事ランキング

アクセスランキング
コメントランキング

お得な無料キャンペーン

エンタメの新着記事

PICKUP