学歴で僕を見下す義理の兄
僕は高校卒業後、夢だった技術職に就いて経験を積み、その後独立。兄とは高校卒業以降、連絡はまったくとっていませんでした。
そんなある年、母や祖父母に頼まれ、数年ぶりに正月の親戚の集まりへ顔を出すことに。ちょうど僕も結婚を控えていたため、婚約者を親戚たちに紹介する予定でしたが、彼女は急な用事で少し遅れて来ることになっていました。
集まりに顔を出すと、兄も自分の婚約者を連れてきていました。
案の定、兄は婚約者を僕に紹介すると、自慢げな態度を取り始めました。そして、自分のほうが僕より優れているとアピールしたかったのか、「高卒のお前に結婚なんて到底無理だろ(笑)」と、親戚たちの前で僕の学歴を引き合いに出してバカにしてきたのです。
僕も婚約していると伝えようかと思いましたが、わざわざ張り合うのもばからしく、周囲の空気を壊さないよう黙って聞き流していました。
遅れて到着した僕の婚約者を見て…
しばらくすると、遅れていた僕の婚約者が到着。
僕が「結婚する予定の相手です」と親戚たちに紹介すると、それまで威勢の良かった兄の表情が一変。顔色を変え、僕の婚約者を凝視していました。
実は僕の婚約者は、兄が勤める企業で働いていました。さらに兄は現在の婚約者と交際する前、彼女にアプローチして「結婚を約束している大切な人がいます」ときっぱり断られた過去があったのです。
その相手が、まさか自分がずっと見下してきた僕だとは思ってもみなかったのでしょう。つい先ほどまで「高卒のお前に結婚なんて無理」と言っていたこともあり、兄は気まずそうに黙り込んでしまいました。
見栄を張ろうとした兄の末路
僕の婚約者は親戚たちにも温かく迎えられ、僕たちが普段から支え合っていることや、結婚に向けて準備を進めていることを笑顔で話してくれました。
一方、立場を失って焦ったのか、兄は自分の体面を保とうと、「こいつは昔から大したやつじゃない」「きみは、本当にこんなやつでいいの?」などと、婚約者の前で僕をけなすようなことを言い始めたのです!
すると婚約者は、「彼がどれだけ努力してきたか、私はよく知っていますよ。学歴だけで人の価値は決まらないと思います」ときっぱり。兄の言葉を一蹴してくれたのです。
さらに、僕を学歴だけで見下し続ける兄の態度を目の当たりにし兄の婚約者も、次第にあきれた様子になって……。親戚たちからも冷ややかな目を向けられ、兄はすっかり居心地が悪そうにしていました。
人を学歴や肩書だけで判断し、自分のほうが上だと決めつけていた兄。その態度によって自ら恥をかく姿を見て、僕は胸がすっとしました。人の価値を学歴や肩書だけで決めつけ、他人を見下すような態度は、自分自身の信用を失うことにつながるかもしれないと感じた出来事でした。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!