「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は赤ちゃんのおやつに関するご相談です。
Q.おやつをあげるとき、栄養のバランスを考えたほうがいいでしょうか?
1歳になった子どものおやつについて相談です。ごはんは7時ごろ、12時ごろ、17時ごろにあげていて、食前食後やその他の時間は麦茶をあげています。食事は目安量よりやや多めに食べていて、食事の時間以外におなかをすかせている様子はないのでおやつはあげていません。補食としてあげたほうがいいようですが、フォローアップミルクはおやつになりますか? また、おやつをあげるときは、炭水化物・たんぱく質・ビタミンミネラルのバランスを考えたほうがいいですか? 多くはあげられないと思うので、おにぎりだけ、蒸したさつまいもだけ、果物だけなど単品になってしまいそうです。
小林亜希管理栄養士からの回答
1歳のお子さんのおやつについてお悩みなのですね。生活リズムもしっかりされていて、3食の量もしっかり食べられるお子さんとのこと、じょうずに進めていらっしゃると思います。
おやつについては3食で摂りきれない栄養を補う時間と考えていただくとよいと思いますので、3食しっかり食べられていて、体重の増加も順調ということであれば、あげないという選択もありだと思います。フォローアップミルクおやつにしていただいてよいです。また、3食で炭水化物、野菜、タンパク質等しっかり摂れているのであれば、単品メニューでも大丈夫です。
※参考:ベビーカレンダー「管理栄養士に相談」コーナーより
おやつを与えるときに大切にしたい4つのポイント
1. ごはんの代わりになるものを選ぶ
ごはんの代わりになる食材を選びましょう。たとえば、おにぎり、さつまいも、じゃがいも、うどん、かぼちゃ、バナナなどなど。市販のお菓子なら米菓子がベストです。赤ちゃん用で販売されていても、味付けが濃いものもあります。味付けの薄いものを選びましょう。
2. 素材の味を生かしたおやつを選ぶ
手作りするとき、さつまいもやじゃがいも、かぼちゃなどをシンプルに蒸すだけでOKです。
3. 発達に応じたものを選ぶ
赤ちゃんの発達に合わせて、大きさや硬さなどを見ながらおやつを選びましょう。
4. 時間を決めて食べる
できるだけ、「泣くから与える」「グズったら与える」などのタイミングで与えないようにしたほうがいいです。食べる時間は1日の流れでだいたい決めておくようにしましょう。ダラダラ食べが習慣になると、虫歯の原因にもなりますし、食欲不振にもつながります。
※参考: ニュース(食・レシピ)「赤ちゃんにおやつを与えるときの4つのポイントを離乳食のプロが教えます」【監修者:保育士 中田 馨 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長】
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