記事サムネイル画像

夫「彼女が妊娠した、離婚して」単身赴任先で不倫→しかし私は「断る!」離婚を拒否して夫青ざめ…実は

私は大学卒業後、地元の地方銀行に就職しました。そこで取引先の社長だった義父の目に留まり、息子の見合い相手として縁談を持ちかけられました。トントン拍子で話が進み、義両親に気に入られる形で結婚。私は銀行を円満退社しました。

夫は、義父の会社を将来継ぐ予定でしたが、結婚して間もなく、修行のために地方の関連企業へ出向することになりました。義両親からの「新妻が慣れない土地で苦労するのは忍びない」という配慮もあり、私は義父が所有するマンションに住み、夫が単身赴任をする形になりました。

 

さらに義父は、結婚後も夫への経済的な援助を続け、単身赴任先のマンションまで借り上げてくれました。夫は生活費の一部も義父に負担してもらっていたのです。

 

そんな義両親とは良好な関係を築いており、私自身も生活に不自由することなく、夫と離れて暮らしていました。夫からも「うちの親にここまで気に入られた相手はお前が初めてだ」と言われ、私はすっかり安心していました。

 

 

初めての結婚記念日に不審な行動

夫が単身赴任をしてから10カ月ほどが経ち、私たちは初めての結婚記念日を迎えることになりました。私は「赴任先を訪ねて、一緒にお祝いしよう」と夫に提案しましたが、夫はなぜか慌てた様子で「いや、俺がそっちに帰るよ」と言い張りました。久しぶりに夫が帰ってくるのはうれしかったものの、私の訪問を頑なに拒むような態度に、少し違和感を覚えました。

 

そして迎えた記念日の当日――。

 

私はおしゃれをして、夫が予約してくれたレストランで待っていましたが、約束の時間になっても夫は現れませんでした。何度電話をかけてもつながりません。

 

結局、夫と連絡がついたのは翌日の昼でした。「連絡遅くなってごめん。仕事で急なトラブルがあって徹夜になった。スマホも落として壊れちゃって、連絡先もわからなかった」と平謝りされました。

 

レストランでは店員さんに同情されながら、ひとりで店を出ました。自宅に戻ってからも、夫が事故に巻き込まれたのではないかと一晩中心配していたのです。そんな私の気持ちを、夫はまったくわかっていませんでした。それに、本当に仕事が理由なら、会社の電話などから連絡する方法もあったはずです。正直、納得できない部分はありました。それでも、そのときは夫の言葉を信じようとしました。

 

改めてお祝いをしようと夫は言ってくれましたが、「仕事が立て込んでいて、次に帰れるのはしばらく先になる」とのこと。それならばと、改めて私が赴任先を訪ねることを提案しましたが、夫はまたしても不自然な理由をつけて私の訪問を阻止しようとしました。

 

夫の言葉を信じようとしていた私ですが、何かを隠しているのではないかという疑いが、ますます強くなりました。そこで私は、数週間後の週末、行動に出ることに。

 

 

赴任先での衝撃の事実と身勝手な離婚要求

夫に内緒で、私は新幹線に乗って単身赴任中の夫のマンションを訪れました。インターホンを鳴らすと、中から「はーい」と女性の声が。そして、パジャマ姿の女性がドアを開けました。

 

ある程度、覚悟はしていたものの、私は思わず言葉を失ってしまいました。女性に「どちら様ですか?」と聞かれ、立ち尽くしていると、奥から「どうしたー?」と夫が出てきました。

 

その場で夫を問い詰めると、夫は観念したように信じられない事実を打ち明けました。パジャマ姿の女性は、夫の不倫相手で、歌手を目指すフリーター。しかも夫は、私と出会う前から彼女と付き合っていたというのです。

 

義両親が彼女との結婚を認めないと思った夫は、親を安心させるためだけに私と結婚したのだと告白しました。私への愛情はなく、最初から世間体を保つための妻として利用するつもりだったそう。地方出向を機に、彼女を赴任先に呼び寄せて同棲を始めたとのこと……。

 

そして、夫は悪びれる様子もなく言いました。

 

「彼女が妊娠したんだ。子どもと彼女と3人で暮らしたい。悪いけど離婚してくれ」

 

私は自分の耳を疑いました。親を安心させるためのカモフラージュとして私の人生を利用し、裏切り続けてきたうえに、都合が悪くなったらあっさりと切り捨てる。あまりの身勝手さに激しい怒りが湧き上がりました。

 

「断る!」

 

「え……」

 

「あなたは自分の保身のために私を利用したってことでしょ。許さない。簡単に離婚してあげないから。自分だけ都合よく幸せになれると思わないで」

 

夫は「愛情のない結婚を続けてもみじめなだけだぞ」と言いましたが、私はそれ以上話す気になれず、そのまま自宅へ戻りました。

 

 

夫の自業自得な末路

自宅に戻った私は、荷物を置いたあとすぐに義両親の元へ向かい、夫の不倫と、世間体を保つためだけに私と結婚した事実をすべて打ち明けました。義父は顔を真っ赤にして激怒しました。

 

翌日、義父は夫を呼び戻し、厳しい決断を下しました。夫への資金援助を一切打ち切り、義父が借り上げていた赴任先のマンションからも退去するよう命じたのです。さらに義父は「親をだまして家庭を壊すような無責任な人間に、会社は任せられない」と告げ、夫を後継者にするという話も白紙に戻しました。

 

義父からの援助を失い、後継者になる道も絶たれた夫は、青ざめて態度を一変させました。これまで生活費の一部を義父に頼っていた夫。自分の収入だけで彼女と生まれてくる子どもを養っていく覚悟など最初からなかったのでしょう。夫は慌てて彼女に別れを告げ、「やはりお前との結婚生活をやり直したい」と、私に夫婦関係の修復を懇願してきました。

 

しかし、そんな夫と結婚生活を続けるつもりは、私にもありませんでした。夫の身勝手な要求に応じるのではなく、自分が納得できる形で結婚生活に終止符を打ちたい。そう考えていた私は、夫からの関係修復の申し出には応じず、弁護士に相談しながら離婚に向けて準備を進めていました。

 

それから数週間後、いまだに関係修復を諦めず「離婚しないって言ってただろ? だったらやり直そう!」と言う夫に、私は「あなたの都合で簡単に離婚してあげないって言っただけよ。私の意思で離婚するから」と告げ、弁護士と相談してまとめた離婚条件と、離婚協議書の案を夫に突きつけました。

 

それからしばらくして、義両親が説得してくれたこともあり、夫は離婚に応じました。双方で離婚条件に合意して離婚協議書を交わし、離婚届を提出。こうして、ようやく夫との結婚生活に終止符を打つことができたのです。

 

その後、不倫相手は無事に子どもを出産したそうです。元夫は生まれた子どもを認知し、養育費を支払うことになったとのこと。私への慰謝料の支払いも重なり、今は生活のために必死で働いていると元義両親から聞きました。

 

一方、私は義父の紹介で、夫の勤務先とは別の関連会社に事務職として再就職することができました。受け取った慰謝料を引っ越し費用に充て、義父所有のマンションを出て、新しい部屋で生活を始めました。今は充実した毎日を送っています。

 

◇ ◇ ◇

 

親を安心させるために妻を利用し、長年交際していた女性との関係を隠し続けていた夫。妻の人生を軽んじ、自分の都合だけで結婚や離婚を決めようとする態度は、あまりにも身勝手ですよね。結婚は、お互いの信頼と誠実さがあってこそ成り立つものではないでしょうか。一度失った信頼を取り戻すことは、決して簡単ではありません。もしパートナーから裏切られたときは、相手の都合に振り回されることなく、自分の気持ちや将来を大切にしながら、納得できる選択をしたいですね。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※一部にAI生成画像を使用しています。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
\ この記事にいいね!しよう /
シェアする

  • コメントがありません

この記事の著者
著者プロファイル

ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

読者からの体験談をお届けします。

同じ著者の連載

新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

気になる記事をまとめ読み

人気連載

新着連載

連載完結

もっと見る

注目記事を探す

人気記事ランキング

アクセスランキング
コメントランキング

お得な無料キャンペーン

エンタメの新着記事

PICKUP