

明るくリーダーシップのある彼
大学3年生のときに付き合い始めた彼は、同じサークル仲間で私にとって憧れの存在でした。明るくてみんなを引っ張るリーダータイプの彼は、人見知りの私にも気さくに話しかけてくれて、いつしか仲良くなっていた私たち。そんな彼から「付き合ってほしい」と言われたときは、とてもうれしかったです。
いつも元気で、デートで楽しませてくれる彼ですが、ひとつ引っかかっていたのは、私がネガティブな言葉を発するとすべて否定してくること。特に「しんどい」や「つらい」といった言葉はNGで、彼には「しんどいとかつらいは気持ちの問題。しんどくないと思えばしんどくない」という持論があったのです。
もともとネガティブ思考の私は、彼の前向きな考え方を尊敬していましたが、次第にウンザリするようになっていきました。もちろん前向きな考え方は大切ですが、どんなに頑張っても気分や症状が改善しないときもあると思うからです。
生理を理解してくれない彼
付き合い始めた当初は彼も生理に理解がある様子で、「女の子は大変だね」というような言葉をかけてくれていました。しかし、3カ月ほど経つと、「また?」と怪訝な表情をするように。
彼には姉と妹がいて、どちらも生理痛がまったくないタイプらしく、私が苦しむのは大袈裟過ぎると言っていました。生理の日はデートを避けたかった私は、その日に彼からお誘いがあると「友だちを誘ってみたら?」とやんわりと断っていましたが、なかなかうまくいきませんでした。
別れを決断したのは、生理中に彼からプールに誘われて断ったときのことです。「プールは無理かも」と言うと、今度はボウリングに行こうと言い出した彼。
生理2日目で腹痛もひどくボウリングも断ると、電話越しに「チッ」と舌打ちする音が聞こえてきました。
この時点で幻滅してしまいましたが、彼はあきらめず「映画なら行けるんじゃない?」と言うので渋々出かけることに。彼の好きな映画を観て、彼が行きたかったレストランで食事をしたものの、彼はずっと不機嫌。
そして彼はポツリと「なんか楽しくないなぁ」と呟いたのです。
もう耐えられないと思い別れを決意
このひと言で私の気持ちは完全に切れました。明るくて人から好かれる彼でしたが、常に自分中心で、弱っている人の気持ちを理解してくれません。私はこの人と付き合っている限り、ずっと文句を言われ続けるのかと思うと、もう耐えられないと思ったのです。
彼はまさか私から別れを切り出されるとは思っていなかったようで、少し驚いた表情をしていましたが、「そうだね。性格が合わないかもね」とあっさり別れを受け入れました。
元カレと別れてからは、私は男性にやさしさを求めるようになりました。若いころは活発さや見た目の良さを重視していましたが、大切なのは内面だと気づいたのです
。
結婚した夫はとにかくやさしくて、私が体調を崩している際などは率先して家事を手伝ってくれます。弱っているときにそっと寄り添ってくれる夫は頼もしい存在で、幸せいっぱいの毎日を過ごせています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:森永まゆ/女性・主婦
作画:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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