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ママ友「あんたの旦那に痴漢された!慰謝料払え」私「無理だよ、だって…」急に動揺して逃げ帰ったワケ

36歳の私は、夫と保育園に通う娘との3人暮らし。平凡ながらも、家族で穏やかな毎日を送っていました。

ところがある日、ママ友から夫について耳を疑うような話を聞かされて……。

借金癖のあるママ友に困惑

私の周囲には、少し付き合い方に悩んでいたママ友・A子さんがいました。最近近所に引っ越してきた人で、子どもが同じ保育園に通っていたことから顔を合わせるようになったのです。

 

気になっていたのは、彼女がお金に関するお願いをすることが多かったことでした。

 

「今日、お財布忘れちゃって。今度返すから、ちょっと貸してくれない?」

 

ママ友同士で出かけたときにも、そんなふうにお金を借りようとすることが何度かありました。

 

少額とはいえ、お金の貸し借りはトラブルになりかねません。私は理由をつけて断り、できるだけ深入りしないようにしていました。

 

そんなある週末、私は近所で開かれていたバザーへ出かけました。

 

そこで目に留まったのが、かわいらしいあみぐるみでした。制作していたのは、車椅子に乗った年配の女性・B恵さん。話をしてみるととても感じのよい方で、私は入院していた義姉へのプレゼントとして、あみぐるみをひとつオーダーすることに。

 

その後、完成品の受け取りなどで何度か連絡を取るようになり、少しずつ親しくなっていきました。

 

 

夫が痴漢!?ママ友からの突然の訴え

それからしばらくしたある日、自宅のインターホンが鳴りました。

 

玄関先に立っていたのは、例のママ友、A子さん。

 

「この前の朝、通勤途中の電車であんたの旦那に痴漢されたの!」

 

突然の言葉に、私は耳を疑いました。

 

さらに彼女は、「顔を見たから間違いない」と言い張り、「精神的な苦痛を受けたから、慰謝料として500万円を払え!」と要求してきたのです。

 

もちろん、痴漢は決して許されることではありません。ただ、A子さんの話だけで夫が犯人だと決めつけるわけにもいきません。

 

そこで私は、まず詳しい状況を確認することに。

 

「それって、いつの話?」と私が尋ねると、少し考えてから、「先週の水曜日。朝の通勤時間だった」と答えたA子さん。私は「夫にも確認するから」「あとで連絡するね」と伝え、その日は帰ってもらいました。

 

夫が帰宅してから事情を話すと、夫は驚いた様子で否定。そして先週の水曜日の予定を確認したところ、その日は早番で、A子さんが痴漢に遭ったと主張する時間には、すでに職場にいたというのです。

 

念のため勤務状況を確認してもらうと、勤怠記録や職場への入館記録にも、その時間には出勤済みだったことが残っていました。

 

つまり、A子さんが話した時間に夫が通勤電車に乗っていることは不可能だったのです。「顔を見たから間違いない」とまで言っていたのに、客観的な記録とはまったく辻褄が合いません。

 

私はそこで初めて、A子さんが夫を陥れようとしている可能性を強く疑いました。

 

後日、改めてA子さんと話し合う場を設けた私。A子さんは開口一番、「早く慰謝料払ってよ!」とまくし立ててきましたが、私は「それは無理だよ。だって、夫はその時間、すでに職場にいたから」と告げました。勤怠記録や入館記録でも確認済みだと伝えると、A子さんは明らかに動揺。それまでの勢いを失い、そそくさと逃げるように帰っていったのです。

 

 

思いがけないところからわかったママ友の事情

それから間もなく、さらに驚くことがありました。

 

以前バザーで知り合ったあみぐるみ作家のB恵さんと話していたとき、お互いの家族の話題になりました。

 

何気なく話を聞いているうちにわかったのは、なんとB恵さんが例のA子さんの義母だったこと。世間は狭いとはいいますが、まさかこんなところでつながるとは思わず、私も驚きました。

 

迷ったものの、A子さんが夫に痴漢の濡れ衣を着せ、お金まで要求してきたことを打ち明けた私。

 

すると、B恵さんはひどく驚いた様子でした。

 

話を聞けば、A子さんは少し前からお金に困っており、B恵さんにもたびたび金銭的な相談をしていたそうです。借金などの問題も抱えていたようで、家族も心配していたのだとか。

 

もちろん、それだけで今回の行動の理由を断定することはできません。ただ、夫への痴漢の訴えとともにお金を要求してきたことを考えると、金銭的に追い詰められた末に嘘をついた可能性は否定できないでしょう。

 

B恵さんは「うちの嫁がごめんなさい。A子からもちゃんと話を聞くわ」と言ってくれました。

 

その後、B恵さんから家族で話し合ったと聞きました。詳しいことまでは聞いていませんが、それ以降、A子さんがお金を要求してくることはなくなりました。

 

私のほうも必要以上に関わらないよう距離を置いています。保育園で顔を合わせることがあっても、あいさつをする程度。以前のように話をすることはほとんどなくなりました。

 

一方、バザーで知り合ったB恵さんとは、その後も交流を続けています。深く付き合う相手は、しっかり見極めなければと思った出来事でした。

 

◇ ◇ ◇

 

どれほど困っていたとしても、誰かを傷つける嘘をついてお金を得ようとすることは許されません。思いがけないトラブルに巻き込まれたときほど、感情だけで動かず、ひとつずつ事実をたしかめることが大切ですね。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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