今回解説してくれたのはLIXIL(リクシル)の中の人

- 株式会社LIXIL LWTJ トイレ・タイル事業部 トイレ空間商品部 プロモーショングループ グループリーダー 鳥越 洋一郎さん
10年間の営業経験後、トイレ商品のマーケティング・トイレプロモーションを担当されています。
トイレの音、絶対聞かれたくない問題!

出先や会社で用を足す時の音、気になりますよね。
会社で「大」をしたとき、うっかりおならが出ちゃったとき、ドアを開けると知り合いにばったり。
「もしかして今の、聞こえてた!?」と心の中でハラハラソワソワ。恥ずかしい気持ちになったこと、きっとみんなあるはず。
「トイレ用擬音発生装置」がないトイレでは、ほとんどの人が“音隠し”として洗浄水を流しているのではないでしょうか。
実はタンクに水がたまり切っていない状態でもう一度流すのはNG。洗浄水は流れますが、汚物排出に必要な流量・水勢が得られないため、洗浄不良(詰まり)が発生するリスクがあるそうです。
また、用を足している最中に「小」を何度も連続して流してしまうと、タンクに水が溜まるまで時間がかかります。使用後に流れなくなり、慌ててしまうことにも!
これってどうなの?実はNG!?プロに聞いてみた
今回、日頃の疑問について株式会社LIXIL(リクシル)の鳥越さんにいくつか質問させていただいたのですが、私たちが何気なくやっていた行動にいくつものNG行動があってびっくり。
その理由と合わせてご紹介します。
【NG】1回流した水が完全に止まる前に、もう一度レバーやボタンを操作する
※株式会社LIXIL提供
私を含め、おそらく多くの人がやっているであろうこの行動、実はNGなんです!
完全に止まる前に操作すると、洗浄に必要な水量が不足し、洗浄不良(詰まり)が発生するリスクがあるそう。
操作する理由が「汚物を排出しきれていない」のであれば、完全に止まってから再度レバーやボタンを操作しましょう。
ちなみに、自動洗浄の直後に、さらに手動でもう一回流すのは、洗浄水が止まった後なら問題ないそうですよ。
【NG】流れる音の継続時間を長くしたくて少しずつゆっくりレバーを引き続ける
※株式会社LIXIL提供
これもやりがちな操作ですが、なんとNG行動。
レバーを全開にすることで、タンクの排水弁が全開となり、洗浄に必要な水量が便器に排出されます。
そのため、ゆっくりレバーを引き続けると排水弁が全開とならず、洗浄不良(詰まり)が発生するリスクがあるそうです。
【おまけ】メーカーによって流水時の音の大きさが違うのはなぜ?
商品によって便器の洗浄方式や給水部分の構造が異なり、水が流れる際の洗浄音の大きさが変わるそうです(また、同じメーカーでも商品によって洗浄音が異なるとか)。
中の人おすすめ!トイレ音の隠し方
じゃあトイレ音はどうしたら良いの〜!!気になったので、聞いてみました。

パブリック向け商品でしたら流水音機能付のシャワートイレや、壁付の擬音装置がございます。住宅向けは、リラックスミュージック付のタンクレストイレもございますし、スマートフォンで音楽を流すのも良いかもしれません。(鳥越さん)
なるほど……!スマートフォンで音楽を鳴らすのは良いですね!
繰り返し流すのはやめよう!
洗浄水が止まる前に流したり、レバーをゆっくり引き続けたりすることが、詰まりの原因になるなんて驚きでした!
音が気になる気持ちはあるものの、トイレは正しく使うことが大切。スマートフォンの音楽など、上手に工夫しながら、トイレは正しく使っていきたいですね。
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