いつもなら大丈夫のはずが…
私はもともと経血量が少なく、生理中でも服装を気にすることはありませんでした。
そんなある日、白いパンツで買い物に出かけたところ、突然生理が始まりました。いつもより腹痛が強かったものの、ナプキンをつけて買い物を続行。しかし、歩くたびに経血が漏れるような感覚があり、帰ろうとしたときのことです。
店員さんから「お客様、失礼ですが……」と声をかけられ、試着室へ案内されました。鏡で確認すると、なんと白いパンツのおしり部分が真っ赤に! いつもより経血量が多く、ナプキンでは吸収しきれなかったようです。
替えのナプキンは持っていましたが、パンツが汚れてしまい、どうやって帰ろうかと困っていると……。店員さんが「こちらはいかがでしょうか?」と、おしりをすっぽり隠せる丈の長いカーディガンを持ってきてくれたのです。
店員さんの気づかいのおかげで、経血漏れを隠して無事に帰宅することができました。その後、いつもと違う経血量や腹痛が気になって病院を受診しましたが、特に問題はありませんでした。
◇ ◇ ◇ ◇
この経験をするまでは、つねに経血量は一定だと思っていた私。苦い経験でしたが、生理症状の表れ方や経血量は、そのときによって異なることを学びました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:蕗田沙耶香
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
続いてのお話は、彼との食事デートを楽しんでいた女性。ところが席に着いた途端、見知らぬ女性から声をかけられて……?
「あなた…」彼との食事デート中に見知らぬ女性から肩を叩かれ…ハンカチを差し出された理由は?

見知らぬ人から声をかけられ…
当時付き合っていた同じ会社で働く3歳年上の彼氏と、仕事帰りに人気のビュッフェレストランに立ち寄りました。この日、私は淡いベージュのスーツを着ていました。
いくつか料理を選んでトレーに乗せて、彼氏より先に席に着いていると、見知らぬ女性が近寄ってきて肩をトントンとたたき耳元でこう囁かれました。「生理中よね? 漏れてしまっているからこれを持ってトイレに行っておいで」と。そして、ハンカチを差し出してくれたのです。
驚いた私は慌てて立ち上がります。幸い椅子は汚れておらずホッとひと安心。貸してもらったハンカチを握りしめトイレに駆け込みました。
トイレで確認すると、ベージュのスカートに経血のシミが。予定より早く生理が始まっていました。私は貸してもらったハンカチを水で濡らし一生懸命に経血を取ろうとしましたが、なかなか取れません。逆に経血汚れがどんどん広がってしまい、パニックです。
途方にくれていると、先ほど声をかけてくれた親切な方がトイレに入ってきました。「彼があなたを心配しているようなので、連れてきましたよ」と言われ、トイレのすぐ外に心配そうに立ちつくしている彼氏が見えました。
私は恥ずかしいやら申し訳ないやらで、どうしたらいいのかわからず、「ごめんね」と謝ることで精いっぱい。すると彼は「大丈夫だよ、車で待っていて」と言って車の鍵を渡してくれました。
◇ ◇ ◇ ◇
せっかくの食事デートでしたが、この日は彼も気をつかってくれて解散することに。残念でしたが、あのまま気づかずにいたらと思うとヒヤッとします。言いづらいことを教えてくれた女性にはとても感謝しています。この経験を通し、生理予定日はずれることもあるとわかったので、常に備えるようにしています。
著者:田中みなこ/女性・主婦
イラスト:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
今回は「経血漏れをした際に助けてもらったエピソード」を紹介しました。外出先で突然経血漏れをしてしまうと、焦りや恥ずかしさでどうしたらいいのかわからなくなる気持ちもわかりますよね。そんなとき、周囲の人がさりげなく声をかけ、手を差し伸べてくれると、とても心強いと思います。経血漏れというデリケートな問題だからこそ、相手の気持ちに配慮した対応ができたら、素敵ですよね。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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