“手作りケーキ”に隠された盲点とは
そのママはクッキー作りが得意で、誕生日を迎えた男の子の顔をそっくりに再現した、本人の顔と同じくらいの大きさのクッキーを焼いていました。しかもクッキーの下はタルトケーキ! 子どもたちは大興奮で、親たちも「すごい!」と盛り上がりました。
ところが、いざ食べようとなったとき、クッキーに再現された男の子の顔のことを想像すると、みんな動けなくなってしまいました。「え、これ……どこから食べる?」と誰かがつぶやくと、子どもたちの笑顔も少し引きつり、主役の子まで「やだ、悲しい」と言い出してしまい、その場が一瞬、気まずい雰囲気になりました。
ママは「せっかくだから食べて!」と明るく促しましたが、誰も食べ始められませんでした。結局、ママ本人がキッチンで切り分けてくれて、クッキーが小さくなったことでようやく罪悪感なく食べることができました。味は本当においしかったのに、どこか複雑な気持ちが残る誕生日会でした。
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愛情たっぷりの手作りケーキだからこそ、食べるのをためらってしまったのかもしれません。見た目の楽しさだけでなく、切り分け方も考えておくと、主役の子も招待された人たちも安心して味わえそうですね。
著者:山野みさき/30代女性・パート/1児の母。最近は、栗やさつまいもを使ったスイーツにはまっている。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています