妊娠希望の女性の場合、まず排卵を予想するのに大切なのが“生理”。しかし、生理不順の女性は排卵日を予想しにくいため、妊活もなかなか苦戦する方が多いよう。今回は、「生理不順だけど赤ちゃんが欲しい…!」そんな女性たちの妊娠成功体験談をご紹介します。
生理不順から妊娠!ママたちの体験談
1人目の時は月経周期が乱れていていつが排卵日かわかりませんでした。アプリを利用して排卵予定日をなんとなく把握。排卵予定日の2日前から2日に1回子作りしました。そうしたら1人目ができていました。2人目は月経周期が一定だったので予定日前日、次の日、3日後で子作りするとできていたみたいです。(まーちゃんさん)
生理不順でしたが妊娠希望だったので、職場のママさんに排卵検査薬のことなど、色々聞きました。神頼みで妊娠すると噂の待受画像を携帯の待ち受けにしました。もともと夜勤のある仕事をしてたが、たまたま仕事の都合で夜勤が少ない月があったので、そのタイミングを狙って産婦人科に受診、生理不順+妊娠希望であることを伝えました。まずは生理を起こして、タイミング+ホルモン療法を実施。1クール目で見事に妊娠して、無事に出産しました。(NANAさん)
私は就職して数年たったとき、ストレスから生理がきたりこなかったりするようになりました。病院を受診すると月経困難症と診断され、ヤーズというピルを飲むようになりました。ピルを数年飲んでいましたが、結婚して新婚旅行へ行く3カ月前から飲むのをやめ、幸運な事に新婚旅行でどうやら子どもを授かることができました。最初はピルをやめても本当に子どもができるのか、妊娠してもピルの副作用などないのかと不安になりましたが、無事元気な女の子を出産することができました。月経周期に不安があり妊娠希望の方、一度ピルで月経周期を安定させることも一つの選択だと思います。(みーさん)
生理不順の女性の場合、生理日予測アプリ等を使って排卵日を予想する人や、産婦人科を受診しピルを服用し周期を安定させる人、タイミング療法などで妊活する人などさまざま。妊娠希望の方は、まずは婦人科で相談するといいでしょう。
生理不順になってしまったらどうしたらいい?
生理不順になってしまったら、まず日常生活を振り返ってみることが大切です。精神的なストレスや悩み、睡眠不足、過労など、小さなことでも積み重なれば大きなストレスとなります。ストレスの原因そのものを取り除くのは難しくても、ため込まないようにしたり、じょうずにつきあっていったりすることも重要です。肥満以外でダイエット中であればダイエットの方法を見直し、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。
十分な休養と栄養をとり、規則正しい生活を心がけても生理不順が続くようであれば、婦人科を受診する必要があります。病院では、超音波による卵巣や子宮内膜の検査、ホルモンの測定検査を受けることができます。
また、薬で生理を起こさせ月経周期を正常化させるといった治療法もあります。受診する場合はあらかじめ基礎体温を記録しておくと、生理不順の原因をつきとめるのに役立ちますので、測定しておくと良いでしょう。
まとめ
ストレスによるホルモンバランスの乱れ、過度のダイエットなど、生理不順を引き起こす原因は1つではありません。また、排卵が起こりにくいといったことが影響する場合もあります。生理不順になってしまったら、まず休息や栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切です。生理不順は放置しておくと、妊娠に影響が出る可能性もあります。妊娠を考えている場合は、医師に相談して適切な治療を受けましょう。
※参考 基礎知識(妊娠前)【医師監修】生理が不規則、生理不順の原因は? 妊娠への影響はあるの?【監修者:産科婦人科福岡医院 院長 福岡正恒 先生】
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。