義両親の好意に戸惑っていたけれど…
結婚して間もないころ、僕は義両親にごちそうになってばかりいることを申し訳なく感じていました。社会人として、自分の分くらいは支払いたいという気持ちがあり、食事の際には「僕も払います」と申し出たり、会計時に財布を取り出したりしていました。
しかし、そのたびに義父から真顔で「気をつかわせないで」と制止されてしまうのです。
そんな僕を見て、妻からも「お父さんたちの好意を素直に受け取るのが一番の親孝行だよ」と言われました。
もちろん義両親の気持ちはありがたいです。とはいえ、大人としていつもごちそうになってばかりいるなんて、という思いがありました。しかし、何度も義両親と食事をするうちに、あることに気づきました。義両親にとって、僕たちにごちそうすること自体が、ひとつの喜びなのだということに。
そう考えられるようになってからは、無理に支払いを申し出ることをやめ、会計後には心からの「ごちそうさまでした」を伝えるようになりました。また、ごちそうになったお礼として、別の日に贈り物をするなど、違う形で感謝の気持ちを伝えるようにしています。
相手の好意を遠慮から断るのではなく、素直に受け取ることも、時には大切なのだと学びました。義両親が僕たちを思ってしてくれることだからこそ、その気持ちを大切にしながら、これからも自分なりの形で感謝を伝えていきたいです。
著者:中川秀太/30代男性・会社員。結婚5年目、子どもなし。趣味は資格勉強。
イラスト:Ru
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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