義両親の誤解と夫の秘密
帰省前日、手みやげについて夫に相談すると、「うちの両親は君のことをよく思っていないから、せめて豪華なものにしよう」と言われました。義両親は昔ながらの考え方で、私のことを無職同然だと思っています。夫には何度も誤解を解いてほしいと頼んできましたが、いつも返事を濁すばかり。
実は、夫は私たちの仕事に関する「ある重要な事実」を両親に隠していたのです。「本当のことを知ったら怒るかもしれないから、もう少し待ってほしい」と言う夫。
そんな事情もあり、今回の帰省は私だけ日帰りにする予定でした。しかし、義実家に到着して間もなく、私は突然の発熱で寝込んでしまったのです。
義実家に突然現れた女性
義実家に到着早々寝込んでしまった私に、義両親が呆れていると夫から聞かされました。私は薬を飲んで休むことにし、夫には義両親を連れて外食に行ってもらいました。
夫たちがレストランへ出かけた後、私は布団で横になっていました。勝手口の鍵は開いていましたが、体を動かすのもつらく、そのまま休んでいると……。突然、見知らぬ女性が勝手口から入ってきたのです!女性は「話がある」と迫り、夫の幼なじみだと名乗りました。夫たちが向かったレストランも、彼女が教えたのだとか。
そして突然、「私、彼と何年も不倫してるの。本当に愛されているのは私だけ。すぐに離婚して!」と要求してきたのです。さらに、夫は私のことを「地味で口うるさい女」と話し、周囲からの評判がよかったから結婚しただけだと言っていたそう。
驚きましたが、夫が彼女だけを愛しているのなら仕方ありません。私は「離婚しても構いませんよ」と承諾しました。
さらに、彼女が夫の現在の仕事についてどこまで知っているのか気になり、尋ねてみました。すると彼女は「もちろん知ってるわよ! 彼はバリバリ働いて稼いでいるんでしょ? 金遣いの荒いあなたを養っているって聞いてるわ」と得意げに答えたのです。夫は不倫相手にまで嘘をつき、自分が私を養っているかのように見せていたのだと知り、呆れ果てました。
夫が離婚を拒む本当の理由
その後、不倫相手の女性は、私が離婚を承諾したことを夫に報告したようです。ところが、夫は彼女が勝手に私と接触したことに激怒。一方、不倫相手も自分が単なる遊び相手だったうえ、夫から聞かされていた話が嘘だったと知り、激怒したようです。
間もなく、夫から必死の連絡がありました。「あいつの言うことは信じないでくれ! あいつが勝手に付き合っていると思い込んでいるだけだ! 不倫なんてしていない!」しかし、不倫相手からは2人の親密な写真やLINEのスクリーンショットが次々と届いており、証拠は十分に揃っていました。
実は、夫が私と離婚したくない「本当の理由」は、私の収入にありました。私は動画制作や配信、SNSの運用で、自分の収入だけで十分に生活できるほど稼いでいたのです。一方、夫は会社を辞め、私のマネージャーとして仕事をサポートしていました。
つまり、家計を支えていたのは私で、夫は私の収入で生活していたのです。
離婚を拒む夫に最後通告
そもそも私は、以前から夫の言動に不信感を抱いていました。夫は妻の収入で生活していると知られるのが恥ずかしいからと、私の仕事や自分の立場を隠し続けていたのです。本当のことを話せば、義両親の誤解も解けたはず。それなのに夫は、私が悪く思われることよりも、自分のプライドを優先していたのでした。
そのことを指摘すると、夫はようやく不倫を認め、これまでの自分の言動について謝罪しました。しかし、私に許す気はありません。「署名した離婚届を用意して。もちろん、仕事も辞めてもらうから」
すると夫は「離婚したくない! お前がいなきゃ困るんだ!」と懇願。しかし、不倫相手をもてあそび、私を見下してきた夫の言葉は、もう心に響きませんでした。
夫と別れた私のその後
こうして、私たちの結婚生活は幕を閉じました。
私は夫と不倫相手の双方に慰謝料を請求。支払われた慰謝料で新居へ引っ越しました。その後、2人がどうなったのかはわかりません。
夫と別れてから、私の仕事は絶好調! 自分の会社を設立することもできました。夫がいなくなっても仕事に支障はなく、むしろ余計なストレスから解放され、以前よりずっと充実した毎日を送っています!
◇ ◇ ◇
自分のプライドを守るため、妻の仕事や自分の立場について嘘を重ねていた夫。どんな理由があっても、自分の都合でパートナーを傷つけることは許されませんよね。夫婦だからこそ、お互いの仕事や努力を尊重し、誠実に向き合いたいですね。
【取材時期:2026年10月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。