

なかなか食べられない贈答品
夫はお中元やお土産などをいただくと、「もったいない」「大事なときにゆっくり食べたい」と言って、なかなか手をつけません。夫宛てにいただいたものなので、私も勝手に食べるわけにはいかず、気づけば賞味期限が切れていたことも何度かあります。
特に残念だったのは、以前お土産にもらったパイ菓子です。夫がようやく開封したのは、いただいてから約1カ月後。賞味期限を数日過ぎていて、10本ほど入っていたパイはどれも少し湿気ていました。「もっと早く食べればよかったのに」と、残念に思ったことを覚えています。
お中元のゼリーをいただいて
先日、夫の友人からお中元としてフルーツゼリーの詰め合わせをいただきました。10個ほど入っていて、見た目もとてもおいしそう。5歳と3歳の娘たちは、キラキラしたゼリーを見るなり「早く食べたい!」と大喜びしました。
ところが、夫は「記念に取っておく」と言い、ゼリーを戸棚にしまったのです。賞味期限までは約1カ月あったものの、1週間経っても食べる気配がありません。
娘たちはゼリーのことを覚えていて、毎日のように「ゼリー食べたい!」と言っていましたが、夫は「週末に取っておこう」と話すばかりで、なかなか開けようとしませんでした。
夫に相談せずゼリーを開けたら…
ある日、いつも娘たちのおやつに出しているヨーグルトを切らしてしまいました。ヨーグルトがないと知った娘たちは、がっかりした様子です。
そこで思い出したのが、お中元のゼリーでした。いただいてからすでに2週間。夫はまだ食べそうにないし……と思い、「あのゼリー、おやつに食べちゃおうか」と娘たちに提案しました。
すると、娘たちは大喜び。普段あまり食べる機会のない果肉入りのゼリーを、娘たちはニコニコしながら食べていました。
子どもたちはゼリーがよほど気に入ったようで、仕事から帰宅した夫に「パパ! ゼリーおいしかった!」と真っ先に報告。夫は「え!? 食べたの? 時間のあるときにゆっくり食べようと思ったのに」と驚いていました。
私が「ごめんね」と謝ると、夫は「いいよ。そんなにおいしかったの? 俺もあとで食べる」と許してくれました。
夫宛てにいただいたゼリーを、相談せずに開けてしまったことは反省しています。一方で、せっかくの贈り物だからこそ、賞味期限内においしく味わいたいという気持ちもあります。
それからは、夫がゆっくりできそうなときに「今から一緒に食べよう」と声をかけるようにしています。夫の楽しみ方も大切にしながら、家族みんなでいただきものを楽しんでいきたいと思った出来事です。
著者:堀川京香/30代女性・2020年生まれ、2022年生まれの女の子を育児中の2歳差姉妹ママ。生理不順を機に前職を退職。自身の経験を元に妊活・出産・育児について執筆中。
作画:おはな
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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