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「兄貴の席はない」弟の結婚式で追い出されそうになった僕。新婦が僕の存在を初めて知ると…!?

人生の晴れ舞台である結婚式。しかし、そんな大切な日にトラブルに巻き込まれることもあるようです。今回は、結婚式で身内から思いもよらない仕打ちを受けたエピソードを2つご紹介します。

弟の結婚式で「兄貴の席はない」と言われた僕。新婦が僕の存在を知ると…?

高校卒業後、アパレル会社に就職し、現在は海外店舗で働いている僕。ある日、久しぶりに連絡をとった弟から結婚すると聞き、日本へ一時帰国することになりました。しかし結婚式当日……。

 

高卒の僕は「出来損ない」だった

僕には3歳年下の弟がいます。子どものころから成績優秀だった弟は、両親にとてもかわいがられていました。一方の僕は、何をしても弟と比較されるばかり。「弟はできるのに、お前は……」と言われることも珍しくありませんでした。

 

高校卒業後、僕は大学には進学せず、昔から好きだった洋服に関わる仕事を選びました。しかし父は僕の進路を気に入らず、「高卒の販売員なんて将来が知れている」「大学くらい出るのが当たり前だ」と、たびたび嫌みを言ってきたのです。有名大学に進学した弟は家族から褒められ、次第に僕を見下すようになりました。

 

実家に居場所がないと感じた僕は家を出て、その後、仕事で海外へ。家族と連絡をとることはほとんどなくなっていました。

 

海外で働き始めて数年がたったころ、日本での手続きについて確認したいことがあり、久しぶりに弟へ電話をかけることに。用件を済ませると、弟から「そういえば、来月結婚するんだ」との報告が。僕が「そうだったのか、おめでとう」と伝えると、弟は「結婚式、来られるなら来てよ」と軽い調子で言いました。

 

家族仲は決して良くありませんでしたが、弟の結婚は喜ばしいこと。せっかく声をかけてもらったので、出席したいと思いました。

 

出席を伝えたはずなのに…

そして結婚式の数日前、仕事の都合がついた僕は、弟に改めて連絡することに。「結婚式、行けることになったよ」と伝えると、弟からは「わかった」と返事がありました。こうして僕は、弟の結婚式に出席するため、日本へ一時帰国したのです。

 

迎えた結婚式当日。会場の受付で名前を伝えたところ、なんと、参列者の名簿には僕の名前がありません。スタッフが困っていると、そこへ弟がやって来て「えっ、本当に来たんだ」と言うのです。さらに弟は「兄貴の席も料理も用意してないよ。兄貴は家族じゃないって親父も言ってるし」と続けたのです。

 

数日前にも出席することを伝え、返事をもらっていたのに……。僕は耳を疑いました。近くにいた父も「お前、本当に来たのか。お前の親族席はないぞ?」と笑うだけで、僕をかばう様子はありません。

 

家族から歓迎されていないことは明らかです。ショックでしたがその場にいても仕方がないと思い、僕は静かに帰ろうとしました。

 

「失礼ですが、あなたは?」新婦が登場すると…

そのとき、花嫁のA子さんが僕たちのほうへ歩いてきました。受付でトラブルが起きていることに気づいたようです。A子さんから「失礼ですが……あなたは?」と尋ねられ、僕は「新郎の兄です」と答えました。

 

すると、A子さんは目を見開き、「えっ……お義兄さん? お義兄さんがいるなんて、これまで一度も聞いていないよ?」と弟に問いかけたのです。それに対し、「仲が良くないから話さなかっただけ」と言い訳する弟。父は「昔から出来の悪い兄だからな」と笑いながら弟をかばいました。

 

その言葉を聞いたA子さんは、言葉を失っていました。後から聞いたのですが、A子さんは以前から、家族を大切にできる人と結婚したいと考えていたそうです。

 

ところが、弟は実の兄の存在を隠していただけでなく、結婚式に来た兄を平然と追い返そうとしています。そんな弟の姿を目の当たりにして、大きなショックを受けたのでしょう。

 

新婦の父が取った行動

その後、A子さんは僕に「少し待っていてください」と告げ、父親のもとへ。事情を知ったA子さんのお父さんは、式場スタッフと相談し、僕が参列できるよう席と食事を調整してくれました。おかげで僕は結婚式に参加することができましたが、最後まで、父や弟と言葉を交わすことはありませんでした。

 

帰り際、A子さん家族に「ありがとうございました。どうぞお幸せに」と告げ、僕は会場をあとにしました。

 

今回の出来事は、A子さんの心に深く残ったようです。A子さんは弟への見方が変わり、価値観の違いを感じるようになったそう。その後、弟と話し合いを重ねたそうですが、しばらくして2人は別居することになったのだとか。僕も、家族とは距離を置いたままです。

 

以前は、いつか家族とわかり合えるかもしれないと期待していました。しかし今回のことで、無理に関係を修復しようとする必要はないのだと思えるようになりました。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

◇ ◇ ◇

 

さて、続いてご紹介するのは、結婚式当日、家族に出席をドタキャンされてしまった男性のエピソードです。家族から一方的に絶縁を告げられた男性。しかし、彼が『ある決断』を伝えると、それまで強気だった父の態度が一変したのです。

 

「お前は家族じゃない」結婚式をドタキャンした両親。仕送りの終了を告げると…?

 

「兄貴の席はない」弟の結婚式で追い出されそうになった僕。新婦が僕の存在を初めて知ると…!?

 

僕が幼なじみのB美と結婚式を挙げたときのことです。長年の交際を経て、ようやく迎えた晴れの日。しかし、挙式の時刻が迫っても僕の家族は現れず、電話をかけると……。

 

弟にだけ甘い両親

幼なじみのB美と結婚することになった僕。彼女は、僕が仕事や家族のことで悩んでいたとき、そばで支えてくれた大切な存在です。

 

結婚が決まるまで、僕は両親や弟のC男と一緒に実家で暮らしていました。共働きの両親に代わり、子どものころから料理や掃除、買い物などを担当することが多かった僕。

 

両親からは「長男なんだからしっかりしなさい」と言われて育ちました。一方、C男はほとんど家事をしませんでしたが、両親が注意することはありません。僕だけが家のことを任されていました。

 

そんな僕が、B美との結婚を機に実家を出ると伝えると、両親は猛反対。僕がいなくなれば、家事をする人がいなくなって困ると考えたようです。

 

それでも僕はB美との生活を大切にしたかったため、何度も家族と話し合った末に家を出ることにしました。

 

仕送りを要求されて…

すると今度は、両親から「毎月生活費を振り込んでほしい」とお願いされたのです。育ててもらった感謝もあるため、毎月まとまった額の仕送りをすることにしました。

 

その後、両親は僕たちの結婚を受け入れてくれたものと思っていました。

 

しかし結婚式当日、挙式の時間が迫っても両親とC男は会場に現れません。

 

心配になって父へ電話すると、返ってきたのは「俺たちは行かない。反対を押し切って出ていったお前は、もう家族じゃない」という、耳を疑う言葉だったのです。電話の向こうでは、母も「そうよ。私たちはまだ納得してないの」と父に同調し、C男は「もう絶縁でいいだろ」と言い出しました。

 

「じゃあ、毎月の仕送りをやめる」

家族からはっきりと絶縁を告げられ、僕の中で何かが吹っ切れました。

 

「わかった。そこまで言うなら、僕も受け入れるよ。絶縁で。じゃあ、毎月の仕送りをやめるから」

 

すると、それまで強気だった父の態度が一変。「それとこれとは別だろ! 今まで育ててやった恩を忘れたのか!」と怒鳴ってきたのです。

 

僕は、その言葉を聞いて「じゃあ、C男はどうなの?」と尋ねました。僕には長男だからと家事を任せ、家を出てからも仕送りを求める両親。それなのに、同じ大人であるC男には何も要求しません。

 

僕の指摘に、父は言葉を詰まらせました。それでも父は「C男はいいんだ」と繰り返すばかり。「家族じゃないって言ったのはそっちだよね。それなのに、僕にだけ『家族を支えろ』って言うのはおかしいよ」と伝え、僕は電話を切りました。

 

式のあと、家族から大量の着信が

その後、B美や彼女の家族、友人たちに支えられ、結婚式は無事に終わりました。

 

挙式後、スマホを確認すると、家族から何十件もの着信が残っていました。このままでは何度も連絡がくると思い、一度だけ折り返すことに。

 

すると父は、先ほどの絶縁の話を撤回したいと言い出したのです。仕送りをやめると伝えた途端、手のひらを返したような態度を取られ、僕はあきれてしまいました。そんな僕の様子を見て、そばにいたB美が「もう、無理しなくていいんじゃない?」と声をかけてくれました。

 

その言葉に背中を押され、僕は父に「これからは、新しい家族のためにお金も時間も使っていきたい」と気持ちを伝えました。そして電話を切り、それ以降、両親やC男とは距離を置くことに。

 

しばらくして、C男から一度だけ連絡がありました。僕からの仕送りがなくなったことで、両親はこれまでどおりにお金を使えなくなり、家計を見直すことになったそうです。両親とC男には、これから自分たちで生活を立て直してほしいと思います。

 

結婚式でつらい思いもしましたが、それ以上に、B美と新しい人生を始められたことがうれしいです。これからは2人で、穏やかな家庭を築いていきたいと思います。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

◇ ◇ ◇

 

家族との関係は、人それぞれ。結婚式をきっかけに、その関係性が大きく変わることもあるようです。今回ご紹介した2人も、結婚式のあと、家族とは距離を置く選択をしました。

 

結婚式は、人生の新たな門出を祝う大切なイベントです。たとえ素直に祝福できない事情があったとしても、この日だけはわだかまりを忘れ、主役を祝いたいものですね。

 

 

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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