布ナプキンの快適さに興味を持ち、試してみるもケアが面倒で3日で断念。そんなズボラな私がおこなっているのが、家にあるものをナプキンとして使う方法です。このおかげで生理のわずらわしさがグッと減り、ラクになりました!
布ナプキンにチャレンジするも…断念
痛みや冷え、漏れの心配……生理の期間はどうしても憂うつになりがちです。そんなときに知ったのが、布ナプキンの存在。肌にやさしく、使用された方の中には冷えがラクになったという口コミも見かけ、早速試してみたのですが……、すぐに断念してしまいました。
ネックとなったのは、使用後のナプキンのケアでした。ズボラな私には、漬け置き→部分洗い→洗濯機で洗うといった流れが面倒で3日でギブアップ。外出時に経血のついたナプキンを持ち帰るのにも抵抗がありました。
いい方法がないかと考えてやってみたのがコレ!
しかし、紙ナプキンにはない装着時の快適さを布ナプキンに感じたのも事実。なんとかいい方法はないかと思いついたのが、「使い捨て布ナプキン」です。ズバリ、いらない布を切って折り、紙ナプキンの上に置いて装着する。たったこれだけ!
不要なTシャツを処分する際にもったいないなーと思って何気なくやってみたところ、大当たり! 実際に使ってみると、こんなメリットがありました。
多い日でも漏れなくなった!
多いときは夜用を着けていても、30分足らずで紙ナプキン全体に経血が付くほどの私。ドバッと出てしまったときは漏れてしまうこともしばしば……。しかし、布+紙ナプキンのダブル体制で経血をキャッチするので、漏れる心配がなくなりました。一回布を経由するおかげで、紙ナプキンへもじわじわと均等に経血が浸透していく感じです。
寝ていても漏れなくなった!
大きなおしりのせいか(?)あお向けに寝ているとすき間ができて、おしりのほうに経血が溜まりがちでした。しかし、布を挟むことで経血が出る箇所と紙ナプキンとのすき間が埋まり、経血をしっかりキャッチ。シーツを汚す心配もなくなりました!
生理痛がかなりラクになった!
紙のナプキンの中にある吸水ポリマーはゼリー状に固まると冷えてしまうので、装着すると子宮を冷やし、生理痛を起こしやすいという話を聞いたことがあります。私は布を挟むことで吸水ポリマーの冷えが緩和され、痛みが軽くなったように感じます。
紙ナプキンの使用量が減った!
紙ナプキン自体の汚れが少なければ、布だけを取り替えるようにしています。コスト的に軽減されましたし、外出時に持ち歩く紙ナプキンの量が減ったのは助かりました。
かゆみが軽減された!
敏感肌で、紙ナプキンを着けていると蒸れてかゆくなっていたことも。直接当たる部分が布になるためか、蒸れを感じることがなくなりました。
いらない布だから気兼ねなく取り替えられる!
貧乏性の私は、「まだ取り替えなくても大丈夫かな?」と、紙ナプキンの交換回数を減らそうとしたときも(そして漏れて後悔……)。その点、捨てる服を利用すれば、元手はゼロ! どんどん取り替えています。衛生的だし、服の断捨離にも◎。
布ナプキンの快適性と、紙ナプキンの便利さを兼ね備えた、紙ナプキンと布ナプキンのいいとこ取りだと思っています。
超簡単!「使い捨て布ナプキン」の作り方&使い方は?
作り方・使い方といっても、ただ切って折るだけなのですが、私の方法を簡単に紹介します。
素材は?
私は不要になったTシャツやインナーなどを使っています。肌触りがやさしく、経血をしっかり吸収してくれるように綿素材を選んでいます。未着用のものでも良いですが、一度洗濯したほうが衛生的で吸水性も上がると思います。
作り方は?
今回は、着なくなったTシャツで作ってみました。
①縦12cm×横8cmにカットします。タグや縫い目が重なる部分は省きます。
②横を三つ折りにします
③縦に半分折れば完成です!
Tシャツ1枚で80個分になりました。自分が使ってすぐに捨てるものですし、紙ナプキンからはみださなければ、大きさも折り方もルールはありません。布の厚さなどでも調整もできます。
使い方は?
紙ナプキンの中央の吸収帯に布を置いて、そ〜っとパンツを履きます。布がズレて紙ナプキンからはみ出したり、落としたりしないように注意します。まっすぐ脱ぎ履きするのがコツです。捨てるときは、紙ナプキンやトイレットペーパーにくるんでサニタリーボックスへ入れればOKです。
いかがでしたでしょうか? 使い捨ての布を使うだけなのに、生理のわずらわしさがグッと減ったように感じています。私のように布ナプキンに断念した方はもちろん、布ナプキンのプレ体験としても良いかもしれません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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著者:児島あや
フリーライター。4歳男児の子育てのかたわら、子育てをはじめ生活に役立つ記事の執筆をおこなう。子どものありあまる体力をいかに消費させるかが最近のテーマ。