真っ白で小さくてかわいい幼少期の乳歯。笑ったときに上下2本の前歯がひょっこり顔を出すのが、「THE赤ちゃん」という感じがして私は大好きなのですが、息子は上の前歯よりも横の歯が先に生えてきました。このまま放っておいていいものか不安になり、歯医者さんに相談した体験談です。
生え始めは下の前歯2本
現在生後10カ月の息子は、生まれたときから身長も体重も発育曲線のちょうど真ん中くらい。これまで乳児健診でも発育は順調と、先生からお墨付きをもらってきました。上の子のときと同じく、息子も歯の生え始めは生後6カ月のころに下の前歯2本から。
下の前歯が生えて一旦収まっていた「ぶーぶー」と口をとがらせて唾を飛ばす仕草が生後8カ月になるころから再開したので、そろそろ上の前歯が生えてくるサインだと楽しみに待っていました。
服薬中に感じた上の歯の感触
息子の上の前歯が顔を見せないまま迎えた生後9カ月。息子が風邪を引いてしまい、少量の水で溶かしてお団子状にした薬を上顎に塗って、息子に服薬させていました。薬を塗るタイミングで上の歯茎に触れたとき、一部だけ尖った硬さを感じて……。
あれ?と思って覗き込んだところ、小さな白い歯が顔を見せていたのです。でも、生えてきたのは上の前歯ではなく1つ隣の乳側切歯。一般的な順番と違うことに何か異常なのでは?と、心配で不安な気持ちになりました。
歯医者さんに相談
そこで、上の子が定期的に通っている歯科健診のタイミングで、かかりつけの歯医者さんに息子の歯のことも相談してみることに。先生からは、上下の前歯から生えるのがオーソドックスだけど、2割くらいの子は違う場所から生えること、生えてくる順番が違ったとしても最終的に乳歯20本がきちんと生え揃えば、ほとんどが特に問題がないことを教えてもらい、ほっとしました。
ただし、上下の歯のタイミングがずれていることによって、歯茎に傷がついてしまうことが稀にあるそう。そういったトラブルが起きたときは受診するようにアドバイスももらいました。
今回歯の生える順番が少しずれていただけで不安になってしまいましたが、専門医の先生から適切なアドバイスをもらえたおかげで、成長過程にも子ども一人ひとりの個性があると改めて実感しました。毎晩の歯磨きをするタイミングで歯茎に傷がないかなど、口の中のチェックも欠かさずしようと思いました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:近藤あいこ
5歳女児と0歳男児の2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。