私は2人の子どもを持つワーママですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、私が住む地域にも「緊急事態宣言」が出ました。子どもたちが通う園はそれぞれ違いますが、2つの園ともに「自宅保育の要請」の通達を受けたのです。私の仕事はWeb関係の在宅ワークということもありますが、さほど慌てることなく速やかに自宅保育に切り替えられました。私なりの「慌てないための心がけ」をお伝えします。
早めに危機感を持ち……
保育園から通達を受けたとき、あくまでも保育園側からは「自宅保育の要請」を受けたのであって、強制されたわけではありませんでした。ですが、社会情勢なども踏まえて私は思い切って仕事を休業する選択をしました。
実は、私は「保育園がいつ閉鎖になってもおかしくない」と前々から危機感を持っていました。危機感を持ち始めたのは、新型コロナウイルスの国内感染が広がり始めた2月末ごろのことでした。
3月ごろには覚悟を決めた!
しかし、4月から長女は新たにこども園へ転園し、次女は待機児童から保育園にやっと入園できる新生活のスタート時期でした。
長女と次女、両方の新生活の準備に追われて一瞬新型コロナウイルスのことも頭から離れていたこともありました。ですが、とうとう新型コロナウイルスの感染者が私の住む地域にも出始めた3月ごろ、いつ保育園側から登園自粛要請を受けてもいいようにさまざまな手配をおこないました。
来るべき日に備えて身辺整理を
私はフリーランスという立場で短期の案件を請け負っていることが多く、まずはその案件の整理から始めました。具体的には、3月下旬からクライアントに納期先延ばしの交渉や、新規案件は受注しないなど仕事量を大幅に減らして、いつ休業してもいいよう備えることに。
また、学校の臨時休業校などで休業せざるを得なくなった保護者のための支援金制度があることも知っていたので、その支援金に関する情報をあらかじめ集めていたのも、心の落ち着きを取り戻す支えになりました。
これらの経験からわかったことは「現在の仕事量をできる限り軽減する」「休業したあとのお金の問題」、この2つの整理をおこない見通しが立つことで、私の心もさほどざわつかず、慌てずに対応できました。いざ園から登園自粛要請が来ても、速やかに応えられたのはよかったなと感じています。
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著者:山本加奈子
2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。