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親戚が新型コロナに感染! そのときの保健所の対応は…【体験談】

東京にお住まいの親戚の方が新型コロナウイルス流行期に高熱を出され、結果的に新型コロナウイルスに感染していたそうです。新型コロナウイルス陽性とわかるまでの経過や保健所の対応について体験されたことを紹介しています。

保健所へ問い合わせている男性

 

私の従兄は関東に住んでおり、緊急事態宣言が発令される前に新型コロナウイルス陽性と診断を受けたそうです。従兄が発熱したとき、東京ではすでに1日の感染者数が2桁となっており、小池知事がロックダウン(の可能性も視野に……)と発言してスーパーから生活用品がなくなる事態がおきていました。聞いた話ではありますが、従兄が発熱してから新型コロナウイルスの検査を受けるまでの過程と、その後の保健所の対応をお伝えしていきたいと思います。

 

発熱して保健所に問い合わせたら

従兄は風邪症状もなく急な発熱が3日間あったため、新型コロナウイルスの感染を疑って保健所に電話相談しました。保健所の方からはインフルエンザの検査をまず病院で受けるよう指示され、「陰性だったら翌日新型コロナウイルスの検査をしましょう」と言われたそうです。

 

結局インフルエンザは陰性で、39度から熱が下がらず再度保健所に相談。すると、「まだ新型コロナウイルスの検査を受ける状況ではない」と、昨日から回答が一変! この時点では検査をしてもらえなかったそうです。

 

高熱が下がらない日々が続いて…

その後も従兄は39度の熱が下がらず、土日を挟んでしまったため月曜日に再び病院を受診し、胸部レントゲンで肺炎像を確認。病院側から保健所に新型コロナウイルスの検査を要請してもらい、従兄はやっと新型コロナウイルスの検査ができる状況に。

 

しかしながら、検査ができたのはその2日後だったそうです。そして検査結果はさらにその2日後……。検査の結果、従兄は新型コロナウイルス陽性と診断されたそうです。

 

肺炎でも軽症?

従兄は新型コロナウイルス陽性とわかり、やっと対処してもらえると思ったら、保健所からは「自宅療養か自治体が借り受けたホテルでの療養をしてください」と言われたそうです。

 

従兄は50代前半で持病はないものの、高熱と咳などの肺炎症状がありました。呼吸器をつけるほどの症状がなければ軽症扱いになると保健所から説明を受け、自宅療養を選択したとのことです。

 

 

従兄は長引く高熱と肺炎もあったのに、これを軽症と判断されてしまうのはいささか疑問です。新型コロナウイルス検査を受けるための基準の認識は各自治体で違いがあるため、必然的に感染者を増やしている状況に思います。感染を拡大させないためにも、3密と外出の自粛を守らなければという意識がさらに高まりました。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 


著者:古谷きょうこ

2男1女の母。正看護師免許資格あり。育児休暇や隙間時間を利用し、ライターとして活動中。主に妊娠・育児や健康についてのジャンルを執筆している。

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