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4児とずっと家にいる生活。「ストレスがやばそう」と覚悟していたら…?

新型コロナウイルスの影響によって休園・休校となり、ずっとお子さんたちがいる生活が始まった4児のママの体験談を紹介しています。思っていたよりもストレスを感じることもなく、大切なことにも気づけたそうです。

在宅のイメージ

 

新型コロナウイルスの影響によって休園・休校となり、7歳、4歳、2歳、0歳の子どもたちとずっと一緒にいる生活が始まりました。子どもたちはまだまだ手のかかる年ごろだし、私自身がストレスをためてしまうのではないかと心配しましたが、始まってみると意外と大丈夫! それは私自身の気持ちと環境によるものだったと思います。そんな私の体験談をお話しします。

 

衝撃の休校措置! 私の気持ちは…

休校が始まったときは思わず「えー!」と叫んでしまった私ですが、この休校によってきっといろいろなことが変わるのでは!?という期待もありました。例えば、教育のIT化が進み、働き方が一気に変わるだろうと思ったのです。

 

事実、私たちが住む地域は子どもの数が少なかったため、1人に1台タブレット端末が貸与されました。夫は元々在宅ワークがメインでしたが、社会全体を見ても在宅勤務が増えたように思います。

 

時間にゆとりが持て、家族の時間が増えた

小学校と幼稚園が休みとなり、2歳児と0歳児もいるわが家はさぞ大変なことになるだろうと覚悟していた私……。始まってみると、まず朝の「早く!」の言葉がなくなり、親子ともども気持ちに余裕が持てました。また、学校からの課題はタブレット端末で送られてくるので、本人も楽しく勉強してくれてさほどストレスは感じず。

 

給食がない分、ごはんづくりは少し大変でしたが、家族みんなでごはんを食べる時間が増えました。お庭でピクニックしたり、子どもと一緒にパンを焼いたりする日々も楽かったです。

 

田舎の良さ、義実家のありがたさを実感!

私が住んでいるのは人口2,900人ほどの小さな村。外出自粛が要請されても、家の周りを散歩したり、公園に行ったりしても人が密集するということはありませんでした。すぐ近くにある畑で農作業したり、川で遊んだり、山菜やたけのこを採ったり……。

 

それでもさすがに自分の家族だけでは息が詰まることも。そんなときすぐ近くに住む義父母が子どもを見てくれたり、庭でバーベキューをしてくれたりと、改めて田舎の良さと義実家のありがたさを実感している私です。

 

子どもたちの家事・育児スキルが上がった

おうち時間が増えて大変なこともある一方で、子どもたちの家事・育児スキルが大幅に上がりました。ご飯を炊く、掃除機をかける、下の子のおむつを替える、洗濯物を干したり畳んだりする、お布団を敷くなど、ちょっとしたことでも子どもがやってくれると、私の心に余裕ができました。

 

「助かったよ。ありがとう!」とお礼を言ったり、「ひとりでできるようになったんだねー!」と一緒に喜んだりすることで、子どもも誇らしげです。

 

 

休園・休校によって大変なこともたくさんありましたが、これをきっかけに気づけた豊かさやありがたさもありました。日々健康にみんなで過ごせることに感謝して、新型コロナウイルスとの闘いも頑張っていきたいと思います。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 


著者:小林まり

3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。

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