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「おしりから膿が出た…」肛門周囲膿瘍って?【体験談】

 

初めての子育ては戸惑いの連続です。どうして泣いてるの?おっぱい飲まないの?寝られないの?お母さんは赤ちゃんに寄り添いながら一生懸命お世話をします。

 

そんな時、突然赤ちゃんの体の異変に気づいたら……。今回は私の子どもが発症した「肛門周囲膿瘍」の体験談をご紹介します。

 

おしりが腫れてる!?突然の症状

息子が生後2カ月ごろのこと。おむつ換えの時に肛門付近(写真の赤丸部分)が腫れていることに気付きました。突然の症状に血の気がさっと引きました。

 

インターネット検索すると、男の子赤ちゃんがかかりやすい「肛門周囲膿瘍」らしいことが分かりました。下痢や軟便気味の子に多く、赤く腫れて膿を持つのだそうです。小児科に駆け込むとやはりその病気で、後日膿を出すために患部を切って治療することになりました。

 

膿を出すことが大事

こんなに小さいのに治療に耐えられるのか、不安で重苦しい数日を過ごしました。さらには予期せぬことが起きました。突然その膿が弾けたのです。膿を出した方が良いと分かっていたので、私は震える手で必死に膿を出しました。

 

念のため小児科に行くと、膿が出てよかったと励まされ、急遽翌日に治療してもらうことに。当日息子は局所麻酔をして治療に臨み、無事に乗り越えてくれました。小さい体でよく頑張ったと本当にひと安心しました。

 

治療後、おしりは清潔第一!

治療後はおしりを清潔に保つことが第一で、うんちをする度に洗面器にお湯をはっておしりだけ軽く洗いました。でも、乳児なのでうんちの回数が多い!さらに冬だったので寒い思いをしないように上の服は着せて洗っていましたが、うまく洗えないし裾は濡れるしで、慣れるまで苦労したことを覚えています。

 

そんな格闘の日々が2週間ほど続き、症状は落ち着きました。2歳ごろまでは再発の可能性を心配しましたが、幸い1度も再発しませんでした。

 

おしりの腫れを見つけたら受診を

突然子どもの具合いが悪くなると、親は血の気が引くほど心配になります。この体験は私にとって、いつ何が起こるか分からないという心構えも勉強できた良い機会になりました。(TEXT:マミタス)

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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