もうすぐじめじめとした梅雨がやってきます。1日中雨が降っていると外で遊べなくて子供は退屈しがち。そんなときは「小麦粘土」で遊んでみませんか?安心で安全な粘土で五感を育ててみましょう。
小麦粘土ってなに?
その名の通り、小麦粉を原材料にした粘土のこと。万が一口に入っても安心ということで、保育園や児童館でもよく遊びに取り入れられています。
どうやって作るの?
家にあるものだけで作れるのが小麦粘土のいいところ。さっそく材料と作り方を紹介しましょう。
材料
・ 小麦粉
・ 水
・ 塩
・ サラダ油
作り方
大きめのボウルに、小麦粉と塩を入れてよく混ぜます。分量は小麦粉3:水1くらいが目安。そこに水を少しずつ加えて好みの固さになるまで練ったら出来上がり。サラダ油を少し加えると滑らかになります。
いかがですか?材料をまぜてこねるだけなので、だれでも失敗なく作ることができます。小麦粉のサラサラとした感触や水を加えて練っていく過程も、子供は楽しんでくれそうですよね!
カラフルにするには?
小麦粉本来の白色だけでは、子供の遊びにはちょっと物足りません。これに色素を加えることでカラフルな粘土ができます。おすすめは、スーパーなどで売っている食紅。赤・青・黄の3色があれば、混ぜ合わせていろいろな色が作れます。食紅がなければ「ケチャップ」「コーヒー」「抹茶」などでもOK。もちろん、絵の具でも色づけはできますが、その場合は子供が口に入れないように気をつけましょう。
どれくらい日持ちするの?
手作りの小麦粘土は防腐剤が入っていないため、普通の粘土のように長持ちはしません。食品と同じで放っておくと、すぐにカビがはえてしまいます。日持ちさせるには、粘土を作るときに必ず「塩」を入れること。そして、使用後は密閉できる容器や袋に入れて冷蔵庫で保存します。これで数日は使い回すことができます。ただ、子供が触れるものなので、いやな臭いがしてきたり、カビがはえてきたら使用をやめてくださいね。
すべて食品で作られているから安全で、初めての粘土遊びにぴったりの小麦粘土。子供の作品はオーブンで焼いて飾るのもいいですね。この梅雨時期にぜひチャレンジしてみだくさい♪(TEXT:妹尾香雪)