初めての妊娠は喜びでいっぱい! 私が妊婦だったころは幸いつわりも軽く経過も順調だったため、毎月マタニティ雑誌を読んでは育児グッズを準備し、ウキウキと過ごしていました。とっても楽しかったのですが、あとになって「あのときやっておけばよかった」と思ったことがいくつかあったので紹介します。
1.子ども服の収納スペースづくり
子育てをしていてびっくりしたことの1つが、服の量です。特に乳児の間は、洗い替えもたくさん必要なうえに数カ月ごとに次々とサイズアウト。2人目のために、お下がりを保管しておこうと思うと、かなりの収納スペースが必要になりました。
妊娠中はグッズを買うことばかりに気を取られていましたが、子どもが生まれたあともどんどん物が増えることを考慮し、収納スペースをしっかり確保しておけばよかったと感じました。
2.車の運転の練習
学生時代に運転免許を取得したものの、まったく運転することがないまま約10年。完全なペーパードライバーでしたが、あるとき、車が必須の地方へ転勤することになってしまいました。「ドライバー講習を受けなければ」と思いましたが、託児所のある教習所は遠方で、送迎バスに幼い子を連れて乗るのも大変。講習後も子どもを乗せての慣れない運転にドキドキしました。
妊娠中の体調を考慮しながらではありますが、子育てが始まってからではなく、時間があって今より身軽だった妊娠中に運転の練習をしておけばよかったと後悔しました。
3.文字をきれいに書く練習
もともと悪筆がコンプレックスだったのですが、今どきは連絡手段もメールやLINEで、職場もIT化が進み、文字を手書きする機会がほとんどありませんでした。しかし、子どもが生まれると母子健康手帳や育児日記など、手書きする機会が意外と多い! 残しておいて、将来子どもに見せてあげたいけれど、このひどい字……とがっくり。
忙しい育児の最中、今さら落ち着いて文字をきれいに書く練習をすることも難しく、妊娠中にやっておくべきだったと後悔しました。
直接的な出産準備とは異なりますが、どれもいざ子どもが生まれてからではなかなか落ち着いて取り組めないことです。私のように後悔しないように、妊娠中の過ごし方の参考にしてくださいね。
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イラスト/(c)chicchimama
監修/助産師REIKO
著者:奥田美紀
二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。