クックパッドベビーをご覧のみなさま、こんにちは!筆者は日本で出産し、その後フランスに数年間在住、現在は北欧で子育てをしています。
海外で過ごす日々の中で、子育てに関する発見がたくさんあります。今回は、2つの子育て先進国で私が感じた子どもに対する接し方の違いをご紹介します!
どちらも子育てしやすい国ですが・・・
フランスや北欧諸国といえば、出産・育児のための制度が整った国という印象をお持ちではないでしょうか? 実際に生活してみて、確かにその通りだと感じています。「子育ては親個人だけではなく、国や自治体などが一緒になってするもの」という印象です。
フランスや北欧諸国は、いずれも子育て先進国。でも、国によって子どもに対する接し方が大きく違うんです。
【フランス】子どもは小さな大人
フランスでは、子どもを子ども扱いせず、小さな大人のように接します。悪いことをした時には、子どもが小さい時でもきちんと理由を説明します。
日本では、大人同士が話している時に子どもが話に入ってきた場合、まずは子どもの話を聞くことが多いですよね。でもフランスでは、子どもに大人が話し終わるのを待つように注意します。そうやって育った子どもたち、特に女の子は日本に比べると話し方やしぐさが年齢よりも大人びているように感じます。
【北欧】子どもらしく育てばOK
一方、北欧の今住んでいる国では、子どもはとにかく子どもらしく!がモットーです。小学校入学まではお勉強なんて一切しません。毎日楽しく遊んで、のびのび育ちます。
親たちは子どもがすることを見守るのが役目。水たまりでばしゃばしゃ遊んでも、服が汚れるからダメ!なんて絶対言われません。子どもらしくていいねと、ほほえましく見守っています。そのせいか、男の子も女の子も、日本よりものんびりと幼く、かわいらしい感じがするんです。
子どもを愛する気持ちは同じ!
日本とは違う価値観や考え方を持った国での、私が感じた子どもへの接し方をご紹介しました。どこの国でも、子どもを愛する親の気持ちは同じです。子どもが自分の個性を大切にしてすくすく成長できるように見守りたいですよね。
(TEXT:ちょことあいす)