肌着や洋服などを購入して準備万端！あとは赤ちゃんを迎えるだけ！でも、もう1つやっておいてほしいことがあります。
それは、衣類を使用する前の水通し。なぜ水通しは必要なのでしょうか？繊細な赤ちゃんのお肌を傷付けてしまわないように、水通しの正しい方法を伝授します！
水通しはなぜ必要なの？
初めて出産される方は、「水通し」という言葉自体が初耳かもしれません。そもそも水通しは何のために必要なのでしょうか？新生児の服だけでなく購入したばかりの洋服には「糊」がついていることが多く、糊がついたままだと吸水性が悪くなります。そのまま赤ちゃんに着せると、汗をしっかりと吸収してくれません。
そのため、お肌のかぶれやあせもなど、トラブルに結びつく原因に。また、水を通すことによって糊を落とすだけでなく、生地をやわらかくすることもできます。水通しによって、赤ちゃんの繊細なお肌を守ることができるのです。
水通しの仕方＆コツとは？
水通しの鉄則は晴れた日におこなうこと。雨や曇りの日に衣類を干すと、雑菌の繁殖が起きやすい生乾きの状態になってしまいます。天日干しすることによって、消毒も兼ねることができるのでお天気は重要です！
水通しの方法ですが、難しいことは何もありません。手洗いでもできますが、洗濯機を使用する場合は、「水洗い」や「弱洗い」コースで1回洗えばOK。形崩れが気になるようなら手洗いが良いでしょう。水に浸した洋服をやさしくもみ洗い。基本的には糊を落とすだけなので洗剤は必要ありません。
また、ベビー服用の小さいハンガーがあれば、型崩れを防ぐことができるため、何本か購入しておく良いですよ。出産後にも使うものなので買っても損はありません！
いざ水洗い！気を付けたいことは？
洗濯機で水洗いをおこなう際に注意してほしいのが、洗濯機が清潔かどうかです。こまめに槽洗浄しているようでしたら問題ありません。でも、洗濯槽の洗浄をこまめにやっていないという場合は、まず洗濯機の洗浄から始めましょう。洗剤を使うのが心配なら、酢と重曹を使う方法もあります。
また、水通しは出産予定日から余裕をもっておこないましょう。水通しを済ませる前に、何らかのトラブルで入院というケースも起こらないとは限りませんよね。洗濯はお腹への負担もありますので、32週くらいまでの間に済ませておくのがベストです。
まだ見ぬわが子のかわいらしい小さな洋服。準備することはママにとって幸せを感じるひと時でもありますよね。デリケートな赤ちゃんのお肌をやさしく守るためにも、水通しは必要です。正しい方法で水通しをして、赤ちゃんを迎える準備を整えておきましょう！
（TEXT：津田 玲）
