卵を割ると、とろ〜りとした半熟の黄身とぷるんぷるんの白身が飛び出す温泉卵。丼ごはんやパスタの上にあるだけで、ちょっと豪華な一品に見えますね。大人にとってはプルンとしておいしいと温泉卵ですが、赤ちゃんはいつから食べることができるのでしょうか?
温泉卵、赤ちゃんは食べられるの?
温泉卵は卵黄も卵白も半熟状態になっている卵です。やわらかくておいしいのですが、卵は赤ちゃんに最も多いアレルゲンの1つ。特にたんぱく質が多く含まれている卵白は卵黄よりもアレルギーの原因になります。赤ちゃんが1歳になるまでは、卵黄も卵白もしっかり加熱した卵を使いましょう。
何歳から食べられるの?
卵黄にも卵白にも完全に火が通っていない温泉卵は、1歳が過ぎたころから食べることができます。半熟卵や半熟状のオムレツも同じように1歳を過ぎてから。それまではしっかり火が通った卵を食べさせるようにしましょう。
赤ちゃんが温泉卵を食べる時の注意点
市販品はNG
市販されている温泉卵の場合、卵が十分に加熱されていない可能性があります。また、卵はサルモネラ菌が繁殖しやすい食品です。アレルギーと食中毒の可能性があるので、市販の温泉卵は避けるようにしましょう。
新鮮な卵を使って手作りを
温泉卵の作り方はちょっと難しいと感じているかもしれませんが、ゆで卵と同じように卵をゆでるだけ。温度と時間を調整すれば、好みのやわらかさに仕上げることができます。新鮮な卵を買ってきて、この機会にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか!
最初は、ひと口からスタート!
赤ちゃんの体調がいいときに、まずひと口からスタートしましょう。また食べた後は、湿疹や下痢などの症状が出ていないか、食べたあとの赤ちゃんの体調を必ず確認しましょう。
温泉卵の場合、まずは赤ちゃんに卵アレルギーがないことをゆで卵で確かめて。赤ちゃんの体調を見ながら、ゆっくりスタートしましょう。