次男を出産した3カ月後、数日間の夏風邪の症状が続き、2日連続で夜になると高熱が出るように。いつもと違う熱の上がり方に戸惑い受診すると、まさかの急性肺炎で即入院でした。生後3カ月の次男と3歳の長男を残して入院することになり、夫が仕事中の2児のお世話を誰に頼めばいいのか……。この緊急事態をどのように乗り切ったのか体験談をお話しします。
助けてくれる人を探さなくちゃ!
医師には「まだ生後3カ月の赤ちゃんがいるのでなるべく入院したくない」と告げましたが、却下されました。急きょ夫に連絡し、翌日は仕事を休んで長男の保育園の送迎と次男を1日みてもらうことができました。
しかし、私の入院期間5日間すべてを休むことは無理です。早急に助けてくれる人を探さなくてはいけませんでした。
周囲に頼れる親族がいない
私たち家族は、近くに頼れる親族がいません。ですが緊急事態ということもあり、遠方に住む義母に泊まり込みで育児と家事をお願いすることにしました。
結果、本当に助かりました。なぜなら夫は次男の夜泣きや授乳、おむつ替えと夜眠れないことでヘトヘト。義母が食事の準備や日中の次男のお世話をしてくれなければ生活できなかったと思います。
入院中の不安
病院にいる私は、丸5日間抗生物質の点滴をしました。体力は回復しましたが、抗生物質を点滴している間と退院後の服薬期間は授乳ができないとのこと。軌道に乗り始めた母乳育児が止まってしまうのではないかと心配で、時間があれば搾乳をしていました。
また、ベッドに寝ていると家のことなどさまざまな不安がよぎり、疲れているのに眠れません。医師に相談し、睡眠導入剤も処方してもらいました。
無事退院! お義母さんに感謝
その後、無事に退院できました。母乳の調子が戻るのに数日かかりましたが、入院前と同じ量に戻ったのがうれしかったです。義母は退院後も2日間家に残り、家事をしてくれました。作り置きの料理が冷蔵庫にびっしり入っていて、感激! 台所掃除までしてくれましたが、普段の汚れを見られてしまったのは恥ずかしかったです……。
近隣に頼れる親族がいないので、私が入院したらどうなるかを想定しておくべきだと学びました。あとから知ったのですが、私の住む自治体では乳児院で赤ちゃんがショートステイできるサービスもあるそうです。このようなサービスの存在や、どうしても義母に助けを借りなければならないシーンがあることなど、今後の育児について考えさせられました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:仲田ゆり
2人兄弟の母。夫の転勤により、互いの出身地から離れて育児中。趣味は整理整頓、新しい土地でのおでかけスポット探し等、暮らしをより楽しむことがモットー。主に育児や暮らしのアイデアについて執筆中。