口唇口蓋裂の長女くぴこを育てています。
くぴこが生後11カ月のとき、初めて口唇口蓋裂の手術をおこないました。
手術から5日経ったころ、私は娘のある変化に気がつきました。
今まで口唇裂部分で横に広がっていた部分が、縫合してむくみが取れると、顔全体が真ん中に寄って、娘のお顔がシュッと締まって小さくなりました。
唇を使った発音がはっきりわかる!!
離れて開いていた上唇から漏れていた息や発音が、裂部分を塞いだことで、唇を使ったはっきりした発音ができるようになったようです。
このとき初めて娘の口から「ま」という言葉を聞いて、夫婦でとても驚きました!
まだ喃語なので、はっきりした単語を言うわけではないですが、今まであやふやだった娘の言葉がはっきりわかるようになり、この口唇裂手術での効果を感じて、すごく感動しました。
2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。