娘が保育園に入れず…
娘は満1歳で保育園に通う予定でした。お兄ちゃんと同じ保育園に申し込んだので、私は4月から入園できると思い込んでいました。
しかし、まさかの保留通知が。私の住む地域に大規模なマンションが建設されたこともあり、保育園激戦区になってしまったのです。次の年は、できるだけ多くの保育園に希望を出しました。何とか決まった保育園は第8希望でした。
兄妹そろって入学・入園
娘の入園が1年ずれたことで、息子の小学校入学と重なってしまうことに。それぞれの小学校・保育園からは大量のプリント、準備する物は盛りだくさん。
何から手を付けたらいいのか途方にくれながら、必死に準備をしました。夜中までミシンをかけ、休みの日には買い物に行き、私はクタクタ。頭が回らないと買い忘れなどのミスも増え、悪循環。何か忘れている物があるような気がする……そんな毎日を過ごしました。
入学・入園後も大変
やっとの思いで準備を終えて、ひと安心⋯⋯と思いきや、新しい生活が始まると慣れるまでは子どもも大人も大変です。朝起きる時間も家を出る時間も変わります。2人の子どもの準備もあり、朝はいつもバタバタ。
帰宅後は疲れているせいか、2人とも不機嫌になってしまいます。知らない場所に緊張しているんだなとは思いますが、2人の様子を注意深く見守るのもなかなか疲れます。1カ月ほどは落ち着かず、私のストレスは溜まる一方でした。
兄妹によい影響も
いろいろと大変でしたが、兄妹には良い影響もありました。お互いが新しい生活に慣れるために頑張っているのだと思えたようです。子どもたちから「〇〇ちゃんも新しい保育園で大変だから、僕もしっかりしなきゃ」「お兄ちゃんが学校行くから、〇〇も保育園行くんだよね?」という言葉が聞かれました。
自分だけが大変なんじゃないと感じられたことで、2人とも大きく成長できたと感じています。2人が頑張っている姿を見て、私もしっかりしなきゃと思えました。
年の差が4歳という希望は叶ったものの、計画とは異なる結果に。入学と入園が重なるのは本当に大変だと痛感しました。その反面、兄妹がそろって新しいスタートを切れたことで、良いこともありました。予想とは違った結果でも、プラスの面に目を向けられたことは私の自信になりました。
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監修/助産師REIKO
著者:更田未央子
6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。