冷たくて甘いアイスクリーム。赤ちゃんはいつからアイスクリームを食べられるようになるのでしょうか? ママが食べているのを、少しくらいなら食べさせてもいいのかな? ということで、今日は「赤ちゃんはいつからアイスクリームを食べられるの?」というお話をさせていただきます。
離乳食期の赤ちゃんは食べないほうがいい?
結論から言うと、離乳食期の赤ちゃんにはアイスクリームを与えないほうがいいと私は考えています。その理由とは?
糖分が多い
アイスクリームには、多くの糖分が含まれています。厚生労働省では、1歳~1歳6カ月(離乳食完了期)の赤ちゃんの1日の砂糖の摂取基準を4gまでとしています。アイスには糖分が何gあると思いますか? アイスクリームにもよりますが、市販のアイスクリーム100g中に約19gほどの糖分があるとか! かなりオーバーですよね。
添加物が心配
市販のアイスクリームには、添加物が含まれていることがあります。幼児さん用にアイスを選ぶときも、裏面表示を確認すると安心ですね。
脂肪が多い
特に乳製品を使っているアイスクリームは、脂肪分が多いです。
生卵を使っているものもある
原材料に生卵を使っているものもあります。生卵は、3歳までおすすめできない食材ですので幼児期も注意しましょうね。
少しくらいなら食べてもいいんじゃない?
糖分、添加物、脂肪分。アイスクリームには赤ちゃんに心配なことがありますが、「少しだけなら食べてもいいんじゃないかな?」と思うかもしれません。
私はアイスクリームのような甘すぎる食べ物は、赤ちゃんのうちは知らないままでいいと思っています。一度食べると、その甘さに病みつきになってしまうかもしれません。
離乳食期と同じで、幼児期になっても食べなくて済む環境を作れるのなら、食べないでいいと思います。食べる場合も、1つ丸々与えるのではなく、量を決めて与えるように心がけてくださいね。
アイスクリームに代わるものはある?
冷たすぎる食べ物は赤ちゃんにはすすめられませんが、幼児期以降、ごくたまにフルーツを凍らせたデザートを少量与えてもいいですね。
わが家がよくしているのは、ミックスジュースを作って、製氷皿で凍らせることです。わが家の小学生の子どもたちは、私がアイスクリームをめったに買わないので、自分で牛乳やバナナを凍らせてみたりして楽しんでいますよ。甘ずぎない自家製アイスにもチャレンジしてみてくださいね。
赤ちゃんにアイスクリームは、食べさせないほうがいい。幼児期以降も、与え始める時期と量を親が管理することが大切だと思います。