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入院生活のススメ【2】入院中のママたちへ

この記事では、迫る退院日に不安しかない!という出産後のママたちに向けて、助産師のREIKOさんからのメッセージをお伝えしています。赤ちゃんと出会って数日、少しずつお互いをわかっていけばいい、ほかのママたちとの情報交換を大切になど、産後ママに役立つことばかりです。

ママと赤ちゃんのイメージ

 

こんにちは! 助産師のREIKOです。赤ちゃんが生まれるまで10カ月という長い時間がかかったというのに、出産から退院まではあっという間です。おいしいお食事にエステなど、のんびりとお産後を過ごしているママもいることでしょう。一方、思うようにいかない育児と迫る退院日に不安しかない! というママもいるかもしれませんね。今回は、そんなママたちに私がよくお話ししていたことをご紹介したいと思います。

 

赤ちゃんと出会って何日?

ママは10カ月間、おなかの中で赤ちゃんを育んできました。なので、すっかり赤ちゃんのことがわかっている気分。でも実際は、初産婦さんにとっておむつ交換やお着替え、授乳に抱っこ……。何もかも初めてのことで戸惑うことが多いと思います。

 

経産婦さんは経験があるから……と思うかもしれませんが、やっぱり今回生まれた赤ちゃんとは初対面。前とは違うと思うこともあるでしょう。イメージ通りにいかなくて当然! 2人は出会ってまだ間もないのですから。少しずつお互いをわかっていけばいいのです!

 

わが子の「ふだん」をよく見て!

ほかのママや赤ちゃんが気になるかもしれませんが、わが子をよーく見てください。

 

表情や泣き声、おっぱいやミルクの飲みっぷりなど「ふだん」のわが子の様子を知っているのはママだけです。ふだんのわが子の様子を知っておくと、ふだんとは違うわが子に気付くことができます。この気付きこそ、異常の早期発見につながります。なので、いっぱい赤ちゃんに接して、いっぱい赤ちゃんのことを見てあげてくださいね。

 

お部屋に閉じこもらないで!

授乳室でほかのママたちといると「自分ばっかりうまくできない……」「お部屋だったら気兼ねなく授乳もできるし♪」と言って、自分のお部屋に引きこもってしまうママがいらっしゃいます。

 

でも、ちょっと待ってください。今、上手におっぱいを飲ませているママも、数日前は悪戦苦闘していたかもしれません。同じ時期に入院したママだからこそできる情報交換、先輩ママのお話を聞く機会を無駄にしてはもったいないですよ!

 

ちょっとだけ自信が持てればOK!

お産後の入院期間はあっという間。もうすぐ退院なのに、おむつも上手に替えられないし、おっぱいも全然……。そうやって焦っているママも多いかもしれません。確かに完璧! とはいかないでしょう。

 

でもどうですか? 初めて赤ちゃんに接したときに比べてみたら、すこーし慣れてきているのでは? おうちに帰っても、どうにかやっていけそう……。今はまだほんの少しの自信が持てればいいのです!

 

 

お産後は自分の心と体がままならないこともあると思います。出産という大仕事を終えたのですから、そういうこともあります。そんなときは無理せず休みましょう! 育児はこれからしばらく続くのですから。


医療短期大学専攻科卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

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