形のあるものがモグモグ食べられるようになる1~2歳児に多いのが野菜嫌い。野菜の独特な苦みや食感を嫌う子どもは多いですよね。でも、それを無理強いしてしまうと逆効果に……。ママは、どうすれば子どもが野菜嫌いを克服できるのか悩みますよね。そこで今回は、私が実際に試した、子どもが無理なく野菜が食べられるようになるための方法を紹介します!
1.おうちで野菜を一緒に育てる!
ママ・パパ自身が子どものとき、幼稚園や保育園で野菜を育てた経験はありませんか? 野菜作りは食育の一環でおこなわれることも多く、わが家でも野菜嫌いの克服につながったと感じています。
野菜に水をあげてお世話をしているうちに、自然と野菜への愛着がわいてきます。野菜ができあがったときの喜びもひとしお! 一生懸命、育った野菜を大事にする気持ちが、嫌いだった野菜を食べられるきっかけに。自宅の庭やベランダで栽培しやすいミニトマトやきゅうり、ピーマンなどがおすすめです。
2.キャラ食器を使って盛り付けに工夫を!
キレイな食器におしゃれに盛り付けられているサラダを見ると、野菜がおいしそうに見えますよね。子どもだって大人と同じように、見た目で「野菜っておいしそう!」という印象を与えることができます。
子どもが好きなキャラクターのお皿を使って、気分を盛り上げてみるのもおすすめです。さらに野菜の盛り付けにもひと工夫。茹でたニンジンをいろいろな形に型抜きにする、キュウリの飾り切りにするのもおすすめです。見た目を華やかにすることで、野菜に興味がわくきっかけに!
3.野菜単体でなく好きなメニューに混ぜ込む
野菜を嫌がる子どもに無理矢理食べさせていると、嫌な思いがトラウマになってしまうことも。無理強いせず、子どもが好きなメニューに混ぜ込んでみるのも一つの方法です。
たとえばオムライス。ピーマンなどの野菜を細かくして混ぜ込むことで、意外とペロリと食べられたということがありました。食べ終わったあとに「ピーマンが入ってたんだよ」と教えてあげると、「苦手な野菜を食べられた!」という子どもの自信にもつながりました。
子どもの野菜嫌いはママも心配ですが、成長するにつれて克服する子どもも多いと聞きます。気長に見守ることも大切ですね。そのほか、ママやパパがおいしそうに野菜を食べている姿を、子どもに見せるのも効果的でした!
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
※赤ちゃんの食欲や発育・発達には個人差があります。月齢や進め方は目安です。赤ちゃんの様子を見ながら離乳食や幼児食をすすめてください。