嫌なタイミングで生理が始まった…
その日は彼の誕生日で、奮発して高級ホテルでお泊まりデートをすることになっていました。生理開始予定日はこのデートの2日後だったので少し気になってはいましたが、さすがに今日はこないだろうと思っていたのです。
誕生日のデートを楽しく過ごしたその夜、宿泊先のホテルのベッドで彼氏とまったりイチャイチャモードに。ところが……。
彼氏の手が真っ赤!?
明かりは消していたのですが、ふと服を脱がそうとした彼から「血がついているみたい。どこかケガした? それか生理かな?」と言われた私。電気を点けて私は慌てて確認すると……なんと生理がきてしまっていました! 気付かぬうちに生理がはじまり、漏れてしまっていたようで、シーツが赤く染まっていたことを明るくして気づいたのです。
生理になったことに気付かなかったことと、シーツを汚してしまったことへの羞恥心で私はパニック! もちろん盛り上がりモードもすっかり冷め、私は必死で掃除をしました。
記念日デートが苦い思い出に…
彼には一度シャワーに入ってもらい、その間に備品のせっけんを溶かしてせっけん水を作り、タオルに含んでなるべく汚れを取ろうとしたのですが、きれいに落としきることはできず……。ホテルの方に事情を話し、清掃代金を追加されることはなく、帰らせてもらいました。
せっかくの記念日デートが、忘れたくても忘れられない苦い思い出になってしまいました。私もショックでしたが、彼のほうが苦い思い出になってしまったと思います。これからは生理前はもっと注意して、念のため彼にも伝えておこうと思いました。
月経記録を日頃からつけていたことで、ある程度生理が始まる時期は予想はできていました。しかし、体調や環境変化による生理日のズレを含めてきちんと活用できていなかったと反省……。生理をコントロールすることは難しいですが、今後は人に迷惑をかけないよう生理前の予定には気を付けようと思った1日でした。
著者/たなか りん
イラスト/すうみ
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