夕食時に…
初潮を迎えたとき、すごくおなかが痛かったことを覚えています。下着に血がついていたこともあり、すぐに母に相談すると生理だとわかりました。私は、初潮を迎えたことを母と2人だけの秘密にしておきたかったのですが、母から「お祝いしなくちゃね!」と言われて、夕飯にお赤飯を出されてしまいました。
「初潮がきた」と言葉には出されなかったものの、暗黙の了解で父には伝わっていることが恥ずかしかったですし、弟から「なんで赤飯なの?」と聞かれるのもすごく嫌でした。多感な時期だからこそ、デリケートな生理についてはそっとしておいてほしかったなと思います。
あのころは生理について理解していなかった弟ですが、今では私が生理痛で苦しんでいると、温かい飲み物を買ってきてくれたり、おかゆを作ってくれたりとやさしく気づかってくれるようになりました。(朝倉南 さん)
まとめ
朝倉さんのように、初潮を迎えたときにお赤飯を炊かれたという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。お赤飯には健やかな成長を祈る「お祝い」や悪いものを払う「厄払い」の意味合いなどがあるそうですが、初潮でお赤飯を炊かれるのは恥ずかしいと感じる人もいると思いますので、本人の意思を尊重してから対応するといいかもしれません。
イラスト/ふー
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