音や光は刺激大!?発達段階に合ったおもちゃの選び方を専門家が教えます

2020/09/24 14:25
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ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】のなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は赤ちゃんのおもちゃの選び方に関するご相談です。

赤ちゃん

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は赤ちゃんのおもちゃの選び方に関するご相談です。

 

Q.おもちゃの選び方に悩んでいます。

うちの子は生後5カ月になったのですが、おもちゃの選び方に悩んでいます。物を握るのがあまり得意でなく、ガラガラを持たせてもすぐに嫌がって投げます。しかし、押すと音が鳴ったり音楽が流れたりして、かつ光るおもちゃはびっくりするくらいずっと遊び続けます。

 

母親としては、あまり作為的なおもちゃより、自分でガラガラを振ったりして楽しむようなおもちゃで遊んだほうがいいのではと思うのですが、一方で、子どもが興味のあるものでとことん遊ばせたほうが子どものためなのかとも思います。

 

これからおもちゃを選ぶ上で、どうしていけばよいでしょうか? ちなみに、おもちゃ以外には、絵本を読んだり、手をタッチして遊んだりすることも楽しんでやっています。

 

在本祐子助産師からの回答

月齢的には、まだ意図して何かのおもちゃに集中させたり、握り続けたり、遊びを楽しむことは難しいです。何でも舐めたがり、また投げたがるのは極自然な反応です。お子さんが握ると投げる前提で、安全な物を選ぶようにしてあげるとよいですね。

 

また、発光したり音が出るおもちゃは聴覚や視覚を刺激して、とても楽しいのだと思います。マッサージや手遊び歌、触れ合い遊びなどもよいですね。絵本はまだまだ理解ができなくても、質問者さんの声が心地良くて楽しんでいることも多いですよ。

 

赤ちゃんは特別な遊びと言うより、ママさんやパパさんとの日常生活のなかからいろいろなことを楽しみ学びます。ジーっと大人の様子を見ているだけでも、遊びの一環になったりしますよ。


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください


おもちゃが「遊ぶチカラ」を伸ばすことも奪うこともある

保育士は、子どもには「遊ぶチカラ」というものがあると考えます。そしてこのチカラは、環境や配慮によって大きくもなれば、小さくもなると理解しています。子どもの個性によって、興味を示すおもちゃや遊びはさまざまですが、低年齢のときほどこの遊ぶチカラを奪わずに伸ばしていってあげたいものです。

 

そうなんです。実は与えるおもちゃによってはその遊ぶチカラを奪ってしまうこともあるのです。ここに気をつけることで、子どもの将来的な姿が変わってくるかもしれません。

 

おもちゃを選ぶときのポイント

おもちゃを選ぶときのポイントになるのは、刺激の強さです。濃い味に慣れたら、薄味のものをあまりおいしいと感じられなくなりますよね。おもちゃもそれと同じで、小さいころから刺激の強いものに慣れてしまうと、あまり刺激を発しないたぐいのおもちゃを楽しめなくなることがあります。

 

そして、刺激というのは慣れによって、だんだんとおもしろさを感じられなくなってくるので、それまで遊んでいたものもだんだんそこに楽しみが見いだせなくなってしまいます。

 

つまり、絶えず刺激を欲するように、いつのまにか子どもがなっていってしまいかねません。

 

今、赤ちゃん向けや乳幼児向けでも、電気的に音や光を発するおもちゃが普通にたくさん売られています。一見、これらは子どもの興味をひきやすいので、よく遊ぶことから一般にはよいおもちゃなのだと思われることもあるようです。しかし、これらは短期的には興味をひいても、遊ぶチカラという観点からはむしろそれを奪ってしまいかねないものともなり得ます。絶えず、より強い目新しい刺激がないと遊ばなくなってしまうことがあるからです。

 

赤ちゃんにあげる離乳食でも最初は薄味ですよね。おもちゃも同様に、シンプルなものから提供していくほうが良いと考えられます。

 

赤ちゃんの遊びには意味がある!? 発達との関係

遊びには実は大きな意味があります。それは個々の子どもの発達段階と呼応しているということです。子どもは発達が進み、それまでできないことができるようになると、そこにおもしろさを感じます。

 

例えば、それまで歩けなかった子が歩けるようになると、歩くこと自体が楽しくなります。楽しいので、それを盛んにします。すると、その獲得された能力は経験の機会が多くなることで、より発達が進むようになります。そのとき、その発達段階に合ったおもちゃがあると、その獲得された機能を使うことはさらに楽しくなります。すると、楽しみながらより発達することになりますね。

 

このメカニズムが実は遊びの原点です。

 

発達段階に合ったおもちゃとは

・物を握れるようになった子→ガラガラ、にぎにぎなど

ガラガラをつかんでいるイメージ

 

・歩けるようになった子→引き車、手押し車など

手押し車を押す子どものイメージ

 

・指先で物をつまめるようになった子→ストロー落とし、ペグ(棒)さしなど

ペグ(棒)さしのイメージ

 

・イメージを持って見立てることができるようになった子→ミニカー、お人形、ごっこあそびなど

ごっこ遊びのイメージ

 

・イメージを持って構成することができるようになった子→積み木、ブロックなど

積み木で遊ぶイメージ

 

刺激により子どもをおもしろがらせてしまうおもちゃというのは、こうした遊びの原点とはまた別の所にあるものです。しかし、今はそうした刺激を発するものがおもちゃに限らずあふれています。それらが絶対に良くないというわけではありませんが、そればかりになってしまうのも考えものです。また、なかなかそれらを避けて生活することはできないでしょう。

 

だからこそ小さいときに与えるものを、大人がよく考えていくことは大事なことかと思います。


※参考:ニュース(ママネタ)「子どもの遊ぶ力を奪うおもちゃ、伸ばすおもちゃ【保育士おとーちゃん6】」【著者:保育士 須賀義一 子育てアドバイザー・保育士】


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