わが家には3人の子どもがおり、それぞれ異なるタイミングで手足口病にかかりました。同じ手足口病でもその症状はさまざまで、見分けるのが難しかったです。今回は3人の子どもに出たそれぞれの症状をお伝えします。
長女は2歳のときに発症
2歳から保育園に通い始めた長女は、そのころからさまざまな病気をもらってくるようになりました。長女の場合、夏の夜に何の前触れもなく38度以上の発熱。第一子だったこともあり、翌朝焦って病院に連れて行きました。しかし他に症状もなく、現段階では判断できないと言われ、解熱剤だけもらって帰宅。
すると、その翌日に熱が下がり始め、同時に口の中と手足に発疹が⋯⋯。再度小児科を受診し、「手足口病」と診断されました。発疹が出てからは口の中が痛くて食欲も落ち、機嫌も悪かった記憶があります。
次女は発疹が口の中だけ
次女は3歳で発症。しかし発熱はなく、ある日突然食事の際に「口の中が痛い」と泣いたことで判明しました。口の中を見てみると白いプツプツとした発疹が無数にできており、塩気や酸味がしみて痛いようでした。
念のため小児科を受診すると、手足口病と診断が。口の中だけ発疹が出ることもあるのだと、そのとき初めて知りました。その後も発熱や風邪症状はなく、口の中の発疹は自然治癒しました。
長男は手足の発疹がひどかった
長男は1歳で発症。土曜の夕方に急に39度程度の熱が出たのですが、ぐったりすることもなく元気そうだったため、焦らず自宅で様子を見ました。すると、翌日の日中には平熱に。「何だったんだろう……?」と思っていると、手足に赤いブツブツを発見。第三子だったので、手足口病かな〜とピンときました。
そして口の中も口内炎のような発疹がたくさんできていました。月曜の朝に受診して様子を伝えると、手足口病で確定との診断。長男の場合、手足の発疹が他の2人よりひどく、痛痒いようで掻いてしまい、とびひのようになってしまいました。そのため、塗り薬を処方してもらって塗っていました。
同じ手足口病でもその症状の出方はさまざまで、小児科の先生でも「う〜ん、たぶん手足口病でしょうね」と断定しきれない様子でした。ただし手足口病だとわかったとしても、特効薬はないようです。刺激の少ない食べ物をできるだけ食べさせながら、自然に回復するのを待ちました。3人とも普通の食事ができるようになるまでに、5〜7日程度かかりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします
先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
イラスト/(c)chicchimama
監修/助産師REIKO