子どもの「なんだろう」「どうなってるんだろう」という興味を刺激して、好奇心を育てていくのにぴったりな絵本をご紹介します。
自分の体の不思議や動物と人間の違いなど、「なんで?」が増える2歳ぐらいまでに読んであげると、子どもは自然と科学に興味を持つようになりますよ。
トイレトレーニング時期に『みんな うんち』
『みんな うんち』は、いろいろな動物とそのうんちが登場する絵本。動物たちがどこでどうやってうんちをするのか、人間とはどう違うのかがわかりやすく描かれています。
作者の五味太郎さんの絵と文は親しみやすく、子どもたちは楽しんで読むことができますよ。大人と子ども、赤ちゃんのうんちの仕方が一目でわかり、トイレトレーニング中の子にもおすすめです。
自分の体をする『おへそのひみつ』
かみなりとおへその関係から、お母さんとつながっていたへその緒の話まで、おへそにまつわる話がいろいろと紹介されている絵本です。
自分のおへそとお母さんやお父さんのおへそを比べてみたり、お母さんのお腹の中でどうやって大きくなっていったかがわかりやすく描かれています。
動物との違いに『しっぽのはたらき』
いろいろな動物のしっぽの役割について、わかりやすく描かれている絵本です。動物の絵が写真のようにきれいで、本物そっくりなのが特徴!
人間にはないしっぽが、どのように役に立っているのかがわかって、子どもの動物への興味を刺激してあげることができます。動物に興味が出てきたらぜひ読んであげてほしい絵本です。
子どもが自分の体や動物に興味を示したら知的好奇心を刺激してあげるチャンスです。子どもからのサインを見逃さず、絵本を活用して子どもの興味をどんどん伸ばしてあげましょうね。(TEXT:おおたき)