17歳のとき、修学旅行で行った沖縄で生理になり、初めてのタンポンを使うことに。そしたら、思わぬ事態が発生! 周囲にも迷惑をかけ、私自身も痛い思いをしてしまったお話を紹介します。
そこに、私たちがなかなか戻ってこないことを不思議に思った女性教師がやってきました。
幸いにも、その先生は部活の顧問で親しかったこともあり、私は恥ずかしながらもトイレのドア越しに、「生理になったからタンポンを入れようとしたんですが、初めてでどこに入れたらいいのかわからなくて…」と説明。
すると先生は、口頭でどこに入れるかを説明してくれました。私は手探りで探してみましたが、どうしてもわからない……。そして、ついに女性教師にトイレの中にも入ってもらうことにしました…。
私は、中腰になり「ここでいいの?!」と聞きましたが、「えー! そんな、先生も見れないよー! なんか挿せそうなところ、ない?」と先生も困り顔。でも、誰か近くにいているということ、そしてそれが親しい顧問の先生であることで安心しました。
結局、口で説明してもらいながら、格闘すること30分……。「あ…ここかな?」と、何とか挿せそうなところを発見しました! そして、私はなんとかタンポンを入れることができ、「うん、大丈夫そう!」と思い、やっとのことでトイレを出ました。
少し歩いたときになんとなく違和感はありましたが、ただでさえ友人や先生を長時間巻き込んでしまったこともあり、「万が一、取れちゃってももういいや」と、集合場所に急ぎました。ほかの友人にも「どうしたの?大丈夫?」と心配されましたが、「大丈夫だよ」と答えました。
気持ちを切り替えて、まずやることになったバナナボートへ! 私たちよりも前に楽しんでいる人たちの姿を見ながら「わー!楽しそう」と思いましたが……。
その次の日も、海に入る予定だったので、私はコテージに帰って10分くらい練習してみたものの、うまくいれることができないまま……。
そして、当日の朝もチャレンジし、直前に入れることに成功! このときは、ちゃんとした位置に入れられたようで、とても快適に過ごせました。そして、タンポンなど初めて使うものは事前に家で、落ち着いた環境で、練習した方がいいなと思いました!
あのとき、ドアの前で待っていてくれた友人は、私に子どもが生まれた今でも仲よくしてもらっています。先生はどうしているかな? 今思うと、とても申し訳ないことをしたなと思います。
この経験もあり、しばらくはタンポンにいいイメージがありませんでしたが、私も今は結婚し、出産。息子のベビースイミングに生理が重なったので、プールに入る前に装着してみたら、とてもスムーズで、便利でした! 普段はナプキンを使っていますが、スイミングなどに重なったら今後も使おうと思います。
監修/助産師REIKO
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原案/さいちょさん
作画/まっふ